8313☆天皇賞(春)
土曜日の青葉賞とユニコーンステークスは、両レースとも的中。天皇賞(春)も的中して、うまいお酒を飲みたいものだw。
前日オッズは、テーオーロイヤルが単勝オッズ2.6倍の1番人気。ドゥレッツァが2.9倍の2番人気。3番人気はサリエラの7.1倍で、オッズからはテーオーロイヤルとドゥレッツァの“2強”ムードになっている。
テーオーロイヤルは、距離3000超えのレースは5戦すべて3着内の成績。一昨年の春天3着もあり、実績上位の存在だ。ただ、今回は初めての京都。一昨年の春天は阪神開催であり、初コースで何かに足をすくわれる可能性もある。この馬自身がトライアルホースっぽい馬でもあり、本命に推すには躊躇する。
ドゥレッツァの前走の金鯱賞は、斤量59kgで距離2000の左回り。明らかな叩き台だった。それでも、持ち時計を0秒8更新する自己ベストを記録。負けても力のあるところを見せた。栗東滞在で態勢は万全。菊花賞時は美浦からの輸送でも勝ったので、菊花賞以上の力は出せる状態と判断可能だ。ルメールが乗れないのはマイナス材料だが、前年の菊花賞馬が好成績を挙げていることからも好勝負できる。
サリエラは“春天男”の武豊騎手騎乗が魅力だが、右回りで牡馬相手のGⅠではどうかなという印象。あまり触れられてはいないが、先月末に右前の球節を傷腫れして調教を休んでいる。一頓挫あった馬は軽視するのが普通であり、しかもGⅠレース。買うなら抑えで十分だと判断した。
日本ダービー馬タスティエーラが4番人気。
この馬は菊花賞は2着だったが中距離馬の印象がある。菊花賞はダービーからのぶっつけで道中じっとして余分な力を使わせなかった鞍上の腕によるところが大きかった。今回はそのモレイラに乗り替わり。菊花賞のような競馬ができるかも知れないが、前走の大阪杯が初めての58kgだったとはいえ負けすぎの感があり、ダービー馬の試練である「ダービー燃え尽き症候群」の可能性も無きにしも非ずだと考える。
昨年から、すべてのGⅠレースで斤量が牡馬58kg、牝馬56kgになったが、当ブログでは、それ以前から斤量58kgを背負うGⅠレースに関しては、斤量実績から勝ち馬を考察してきた。チェックポイントは簡単で「58kg以上(牝馬56kg以上)での勝利経験」もしくは「重賞3着内経験」(海外レースは除く)の有無だけ。勝利経験はレースの格は問わないが重賞であることが望ましい。
今年の該当馬は内枠から、ブローザホーン(阪神大賞典3着)、ディープボンド(21〜23年春天2着)、シルヴァーソニック(23年春天3着)、ドゥレッツァ(金鯱賞・59kg2着)、テーオーロイヤル(ダイヤモンドS・58.5kg1着)、チャックネイト(六社S1着)の6頭。国内最長距離のGⅠレースであり、スタミナが重要になるのは必然で、最後は斤量実績がモノをいう展開になる可能性はあるだろう。
【結論】
◎ドゥレッツァ
○テーオーロイヤル
▲ブローザホーン
☆チャックネイト
△サリエラ
△シルヴァーソニック
△タスティエーラ
単勝◎
馬連◎―○▲☆
3連複フォーメーション
◎―○▲☆―○▲☆△△△
3連単フォーメーション
◎○→◎○→▲☆△△△