8309☆大井・羽田盃 | 九頭馬(万事馬九行久)~Ver.16.8

8309☆大井・羽田盃

本日は、大井で南関東三冠・第1弾、第69回「羽田盃」(JpnⅠ・ダ1800外)が行われる。

 中央馬も参戦可能になった南関東三冠戦の開放元年。8頭立て(過去最少頭数タイ)と頭数は少なくなったが、中央馬の出走枠4頭の内訳は、トライアルレースの雲取賞の1、2着馬と京浜盃の2、3着馬。上位のほとんどを中央勢が占め、地方勢が戦う前から白旗を掲げたと推測される。今週は中央でユニコーンステークスが行われるが、羽田盃に出走しなかった馬たちが登録しておりハイレベルなレースが予想され、東京ダービーへの優先出走権も付与されるので、このままだと東京ダービーは羽田盃同様、中央馬同士の上位争いになってしまいそうな予感がプンプンする(苦笑)。


雲取賞と京浜盃で中央勢と地方勢の差がはっきりしたわけだが、雲取賞3着で京浜盃を制したサントノーレが骨折で戦線離脱したのは残念でならない。無事ならば、ここでも好勝負をして再度の中央勢撃破も期待できただけに…。

 そのサントノーレに京浜盃で7馬身千切られたのが2着のアンモシエラ。初めての地方競馬だったブルーバードカップを勝って地方への適性は見せていたが、新馬戦から前走まで24kgも馬体を減らしている。新馬戦が太かったのもあるが、2戦目と比較しても18kg減。それでも結果を出しているのだから問題ないとも言えるが、馬体が増えていく若駒の成長曲線とは真逆であり、牝馬という点からも推し辛い。斤量は前走から1kg増の55kgになるが、3勝すべてが55kgなので問題ないだろう。


3着のハビレは、1角で大きく外に膨れる不利があった。上がりタイムはアンモシエラと同じだったので、これがなければ、アンモシエラとの4分の3馬身の着差は逆転していた可能性があった。今回は斤量が1kg増になるが、57kgは1勝クラス勝ちがあり問題ないレベル。同斤量だったオープン戦のヒヤシンスステークスは3着だったが、半年以上(7か月)の休み明けだったことを考慮すれば評価を下げる必要はないだろう。ナイターも2度目なので慣れが見込める。


雲取賞は、ブルーサンが逃げ切ってアマンテビアンコが2馬身差の2着だったが、アマンテビアンコはスタートで大きく躓いて落馬寸前の不利があった。道中は中団の外め追走で3角では手応えが怪しかったが、直線で内から脚を伸ばしての2着。当時はイン差しがあまり利かない馬場だったので、外を回したらもう少し着差は詰まっていたかも知れない。デビュー戦から手綱を取っていたルメールは乗れないが、交流重賞に強い川田騎手が乗るのは心強い。


今月8日発表の羽田盃選定馬決定順では、フルゲート16頭のうち、騎乗予定騎手が決まっていたのが、アマンテビアンコ(川田)、ハビレ(笹川)、ブルーサン(和田)の3頭だけで他は未定だった。早くから鞍上とのコンタクトを取っていた3頭は勝利にも近いと見ている。


◎アマンテビアンコ

○ハビレ

▲ブルーサン

☆アンモシエラ

△マッシャーブルム


単勝◎

3連単フォーメーション

◎○→◎○→▲☆△