8298☆アーリントンカップ | 九頭馬(万事馬九行久)~Ver.16.6

8298☆アーリントンカップ

今週は、競馬界と競馬ファンにとって悲しく辛い週になった。藤岡康太騎手は、昨年にキャリアハイの63勝を挙げ、マイルチャンピオンシップでは、ナミュールで13年ぶりのGⅠ勝利。私生活でも第一子となる男の子が生まれて今年は年男。さらなる活躍が期待されていたが帰らぬ人になってしまった。改めて、ジョッキーは命を賭けて戦っていることを痛感した。ご家族にお悔やみ申し上げるとともに、藤岡康太騎手の御冥福を心からお祈りいたします。



1〜3着までにNHKマイルカップへの優先出走権が付与されるアーリントンカップ。2月から4月に移設された2018年以降、本番のNHKマイルCでの成績は1着1回、3着5回。3着が多いものの、21年以外はすべて馬券圏内に入っており、トライアルの形は成している。

 前走別成績では、朝日杯フューチュリティステークス組が[4.0.0.0]、フィリーズレビュー組が[1.0.0.4]、共同通信杯組が[1.0.0.1]で朝日杯FS組の強さが目につくが、フィリーズR組で勝った19年イベリスは、フィリーズRは4着だったが勝ち馬とは0秒1の僅差。共同通信杯組で勝ったダノンスコーピオンは、共同通信杯は7着だったが前々走の朝日杯FSで3着だった。近2走内での重賞好走馬には注意が必要だ。


◎ディスペランツァ

 2走前のホープフルステークスは9着だったが、鞍上のモリスは「距離が長いのかなと思う。1600から1800がベスト」とコメントしたように、マイルに距離短縮した前走は出遅れながらも、最後方から上がり最速33秒1の末脚で直線外から前をまとめて差し切る強さを見せた。今回と同舞台での勝利はプラス材料で、ホープフルSも0秒9差でそれほど負けておらず、勝ったレガレイラが強かっただけ。モレイラに乗り替わる今回はもう一丁がある。


使い出しは遅かったが、前走の未勝利勝ちが鮮やかだったジュンヴァンケットは、キャリアの浅さが出なければ相手筆頭。今年のメンバーなら勝ち負けできるレベルだ。


前走のきさらぎ賞でタイム差なしのハナ差3着だった良血馬シヴァース、前走のスプリングステークスで0秒7差4着だったチャンネルトンネルも差はない。


◎ディスペランツァ

○ジュンヴァンケット

▲シヴァース

☆チャンネルトンネル

△トップオブザロック

△オフトレイル

△シンドリームシン


単勝◎

馬連◎―○▲☆

3連複フォーメーション

◎―○▲☆―○▲☆△△△