8273☆ヴェゼルがマイナーチェンジ

人気のホンダのコンパクトＳＵＶ・ヴェゼルが、来月にマイナーチェンジをする。14日、ホンダが情報を公開した。

現行モデルで２代目となるヴェゼルは、2021年４月にフルモデルチェンジ。発売１か月で目標受注台数5,000台／月を６倍以上も上回る32,000台を受注した人気車。今回は、初めての改良となる。

エクステリアに関しては、フロントグリルやフロントバンパーなどに変更を加えている。性能面では、エンジンと電動機(モーター)の最高出力や最大トルク値は変わらないが、エネルギーマネジメントの制御をアップデートしたという。これは、簡単に言えば、高速走行時のロードノイズや風切り音の抑制、アクセル操作時に対する応答性向上で瞬間的な加速力が向上する。ロードノイズに関しては、ホンダ車は全般的に他社の車に比べてノイズを拾いやすい傾向にあるが、静粛性の向上もアップさせて(防音材の厚み、面積、密度のアップ)ロードノイズやエンジン始動時の音を軽減させたという。

　また、徹底的な走り込みによりサスペンションを再セッティング。乗り心地や操縦安定性の向上を図った。現行のヴェゼルは、ハンドリングの良さを感じていたので、更に進化した可能性があり、これは試乗する価値が大いにありそうだ。

マイナーチェンジというと、外観だけの変更の車もある中、性能もブラッシュアップしたのは好感が持てる。今回の改良で、また爆売れするに違いない。