8268☆川崎・ネクストスター東日本 | 九頭馬(万事馬九行久)~Ver.16.6

8268☆川崎・ネクストスター東日本

本日は、川崎で第1回「ネクストスター東日本」(SⅢ・ダ1400、1着馬に兵庫チャンピオンシップへの優先出走権を付与)が行われる。

 例の「全日本的なダート競走の体系整備」により、今年から兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)を頂点として、各主催者・各ブロックにネクストスターが新設された。東日本ブロックは、南関東4競馬場が持ち回り競走として、初年度の今年は川崎競馬場で実施される。


前売り1番人気は、ギガースで単勝オッズ1.8倍の抜けた人気。

 新馬勝ちから4戦3勝でニューイヤーカップを勝ち重賞初制覇。前走の雲取賞で7着に敗れてデビューからの連対がストップしたが、最内枠で大事に乗りすぎたために初めての後方からの競馬になり、力を出せなかった。今回、陣営は「積極的に出して行ったらどういう競馬をするのか、勝ちに拘ったレースをさせたい」(佐藤裕調教師)とコメントしている。ニューイヤーCまでは4角3番手以内の競馬をしており、距離短縮で先行させる可能性が高い。枠もいいので自分の型にハマれば好走必至だ。


2番人気は、チャダルクンで7.5倍。

 デビューから5戦まではイマイチ決め手に欠けるレース続きだったが、6戦目で走りが一変。好位追走から上がり2位の脚で初勝利を挙げた。2着とはクビ差だったが3着には5馬身差をつけており、このレースから前走まで4戦3勝、2着1回と覚醒した。6戦目の岡村健騎手への乗り替わりがハマったといえるが、馬体が増えて体幹がしっかりしたのも理由だろう。枠は外めだが好位を取れるので、ここでも注目できる。


3番人気は、クルマトラサンとライゾマティクスが10.0倍で並んでいる。

 クルマトラサンは、前走の雲取賞で13着に大敗。敗因は中央馬相手と距離だったのは明白で、距離短縮で地方馬同士なら浮上可能。

 ライゾマティクスは、ここまで9戦4勝、2着2回3着1回だが、着外の2戦は共に馬体重が前走から二桁の増加(プラス19kgと11kg)でのもの。距離はベストなので馬体重には要注意だ。


ホッカイドウ競馬のカプセルは、初めての南関東遠征だった平和賞を逃げ切り勝ち。直線で一旦は交わされるも差し返して勝負根性を見せた。1〜3着が道営勢で2歳時に強い道営馬らしい決着だったが、その後は交流重賞で苦戦が続いている。今回は平和賞を勝った笹川騎手とのコンビ復活でブリンカー装着。陣営も「番手は取りたい」と積極策を匂わせている。


川崎の1400は内枠の逃げ・先行馬有利なコースだが、今回は前に行きそうな馬が揃った印象。何がなんでもハナのシナノスマイルが大外枠でもあり、ペースが上がれば差し・追い込み勢に出番がありそうだ。

 アムクラージュは、全3勝を距離1400で挙げている距離巧者。何れも浦和での勝利だが、川崎は3戦2敗(競走除外1)で相性は悪い。ただ、2敗は1500と1600で距離が長かった。適距離に戻れば反撃可能だ。陣営は「中団より前で競馬がしたい」とコメントしているが、前を見ながらの競馬ができそうなのは有利に映る。



◎アムクラージュ

○ギガース

▲カプセル

☆チャダルクン

△ライゾマティクス

△クルマトラサン


単勝◎

3連複◎軸1頭ながし

3連単フォーメーション

◎○→◎○▲→○▲☆△△