8250☆中山記念&阪急杯 | 九頭馬(万事馬九行久)~Ver.16.6

8250☆中山記念&阪急杯

日本時間の土曜日深夜に行われたサウジカップ(GⅠ)は、日本馬のウシュバテソーロが2着。後方から末脚を伸ばしてゴール前で差し切ったと思ったが、最後の一完歩で外から差されて惜しい2着だった。ウシュバテソーロは2着賞金350万ドル(約5億2500万円)を獲得。ジャパンカップと有馬記念の1着賞金5億円を上回る賞金で、オイルマネーのすごさをまざまざと感じるが、歴代獲得賞金ランキングも3位に浮上した。その他のレースでは、サウジダービー(GⅢ)をフォーエバーヤングが、リヤドダートスプリント(GⅢ)をリメイクが勝ち、6レースで日本馬が2勝を挙げる活躍だった。今回のサウジカップデーで、日本の騎手たち7人も参戦したが、この件については後日、時間があれば触れてみたい。


【中山記念】

日本人騎手たちの不在により、乗り替わりが大量に発生する可能性もあったが、このレースでの乗り替わりは8頭。ただ、サウジ参戦の騎手からの乗り替わりは、川田騎手から田辺騎手への乗り替わりのソールオリエンスだけ。特に気にすることはないだろう。


人気は、ソールオリエンス、エルトンバローズ、ヒシイグアス、ソーヴァリアントの順(午前7時時点)。

 ソールオリエンスは、今年は距離2000前後の路線を歩むらしく、今回の走りが注目される。芝1800は新馬戦以来だがクビ差の勝利。着差はわずかだったが出遅れながらも先団ポジションから上がり33秒3(2位)の末脚で2着馬との叩き合いを制した。3着には5馬身差をつけており、デビュー戦から非凡な能力を発揮していた。皐月賞と京成杯を勝っているので、中山1800も問題なさそうな印象だが、目標は次の大阪杯だけに一枚割り引いて考えてみたい。


エルトンバローズは、芝1800の2勝が重賞のラジオNIKKEI賞と毎日王冠。連対率も100%で一番合いそうな距離。前走マイルチャンピオンシップ組の4頭の中でも最先着であり、休み明けも苦にしないので勝ち負けが可能だ。開幕週の馬場も向きそう。


昨年の覇者ヒシイグアスは、距離もコース実績もメンバー屈指の存在。ただ、今回は海外遠征帰り初戦でもあり、割り引きが必要に感じる。昨年が8か月ぶりで勝利したように、ある程度の間隔を必要とする馬でもあり、昨夏から2か月間隔で使われてはいるものの、4戦連続のレース。ガス切れの可能性も無きにしも非ずだ。


ソーヴァリアントは、昨年は1番人気に支持されたが9着。人気を裏切った形だったが、馬体重がプラス12kgで本来の出来にはなかった。普通に強い馬なので名手への乗り替わりが吉と出るかどうか。


◎エルトンバローズ

○ソーヴァリアント

▲ソールオリエンス

☆マテンロウスカイ

△ヒシイグアス

△イルーシヴパンサー

△ドーブネ


単勝◎

馬連◎ながし

3連複◎軸1頭ながし。



【阪急杯】

阪急杯もサウジカップデーに参戦した騎手からの乗り替わりは2頭だけ。問題ないだろう。人気は5頭が単勝オッズ一桁台で割れている。荒れそうなムードだが、ここはウインマーベルで行けそうだ。

 前走の阪神カップを斤量58kgでの勝利。58kg以上は、すべて掲示板外だったが、何れも芝1200でのもの。適距離の1400で結果を出したのが前走だった。前走と同舞台なら。


◎ウインマーベル

○サンライズロナウド

▲アサカラキング

☆ダノンティンパニー

△スマートクラージュ

△サトノレーヴ


単勝◎

馬連◎ながし

3連複◎軸1頭ながし。