8246☆浦和・ユングフラウ賞
本日は、浦和で桜花賞トライアルの第16回「ユングフラウ賞」(SⅡ・ダ1400、1〜3着までに優先出走権付与)が行われる。
前売り人気は、3頭が単勝オッズ一桁台で抜けた人気。1番人気のスティールマジックは、門別からの移籍初戦だった前走を2着に3馬身差の圧勝。エーデルワイス賞(JpnⅢ)2着の力を見せつけた。1200中心のレースを使われて今回は距離延長になるが、1500のオープンでの勝利があり、その時に2着に下したアメリアハートは、後に川崎のローレル賞(SⅡ)で2着。ローレル賞は東京2歳優駿牝馬(SⅠ)のトライアルレースであり、同じトライアルレースならば、ここでは上位評価ができる。
2番人気のイマヲトキメクは、デビュー2連勝で迎えた前走で2着。オープン初戦の準重賞だったことを思えば、2着は上々の結果ではあったが、勝ち馬からは3馬身半(0秒7)離された。勝ったシトラルテミニは重賞2着があり、東京2歳優駿牝馬でも4着の力量馬。相手が悪かったとも言える。今回は相手関係が楽になるので反撃可能だ。
3番人気のプリンセスアリーは、ここまで4戦3勝、2着1回で前走勝利。まだ底を見せていない。3勝はすべて地元浦和の1400で舞台適性は一番だ。
今回の注目点は乗り替わり。3戦連続で騎乗していた張田昂騎手から愛知の岡部誠騎手への乗り替わりだ。張田昂騎手がスティールマジックに継続騎乗する事情もあるが、それならば南関の他の騎手でもよかったはず。それをわざわざ愛知から岡部誠騎手を呼び寄せた。賞金面では桜花賞出走は大丈夫そうなのを考えると、本番の桜花賞とセットでの依頼と考えられる。岡部誠騎手はユングフラウ賞までに5レースに騎乗するが、自身のブログでは「プリンセスアリーに騎乗するために」浦和に参戦すると書いており、本気度も高そうだ。
前走が東京2歳優駿牝馬だったのが、スピニングガール(7着)とモノノフブラック(11着)の2頭。
スピニングガールは勝負どころから手応えが悪くなり距離不安を露呈した印象だったが、モノノフブラックは行き脚がついていた4角で大きく外にふられる不利で失速した。2頭とも敗因は明確でもあり重賞実績はあるので、距離短縮のここは巻き返しに注意したい。
◎プリンセスアリー
○スティールマジック
▲イマヲトキメク
☆モノノフブラック
△スピニングガール
単勝◎
馬複◎ながし
3連複◎軸1頭ながし。