8208☆日経新春杯&京成杯 | 九頭馬(万事馬九行久)~Ver.16.7

8208☆日経新春杯&京成杯

【日経新春杯】

日経新春杯は4歳馬が過去10年(中京開催の2021〜23年を含む)で7勝と圧倒している。その勝ち馬7頭の前走は、GⅠ組が5頭、GⅡクラスが1頭、3勝クラスが1頭で、人気は②⑥②①①②③番人気。ダービー以来だった15年アドマイヤデウス以外は3番人気以内での勝利だった。

 今年は5頭の4歳馬が出走するが、5頭とも前走はGⅠと3勝クラスで条件を満たしている。3番人気以内は、今朝の時点でハーツコンチェルトとサヴォーナ。共に前走は菊花賞だが、2頭とも菊花賞で1秒以上負けている。前走がGⅠで1秒以上負けていた4歳馬は[0.0.0.10]ですべて馬券圏外。ハーツコンチェルトとサヴォーナには嫌はデータ。


勝った4歳馬7頭の共通点は、前走から斤量減か斤量据え置きだった。今年の該当馬は、内からリビアングラス(2kg減)、ハーツコンチェルト(2kg減)、シンリョクカ(1kg減)、サヴォーナ(1kg減)。サトノグランツだけが0.5kg増になるが、57.5kgはいかにも見込まれた印象だ。

 リビアングラスは菊花賞で1秒負けだったが菊花賞組では最先着の4着。早め先頭から3着ソールオリエンスとは0秒1差だから力は出せた。前走のグレイトフルステークスは2番人気に支持されたが7着。関東への輸送が初めてだったことに加え、大一番の後で馬体が10kg減っていたことは考慮すべきだ。

 ハーツコンチェルトは苦手な右回り、シンリョクカは2着止まりの牝馬で割り引き。サヴォーナは距離経験が豊富で関西圏の芝2400は②①②着。何れも阪神外回りの2400で、菊花賞は行き脚がつかずに後方からになったが、長くいい脚は使っていた。長い直線は歓迎だろう。


4歳牡馬のレベルから、5歳馬に注目する手も。

 今年の5歳馬は3頭だが、成績不振のインプレスは厳しく映るのでオミット。ブローザホーンは京都大賞典で競走中止のアクシデントだったが、中止の原因となった心房細動は競走能力に影響は少なく、有馬記念を目標にしていたというだけあって乗り込み量は十分。競走中止明けでも1番人気の理由がわかるが割り引きだろう。

 レッドバリエンテは、重賞初挑戦だった前走のアルゼンチン共和国杯で7着。後方待機策から直線で進路がなくなり追い出しが遅れたが、上がり3位の脚で伸びて着差は0秒4差。いかにも脚を余したという結果で、鞍上の永野騎手は「昇級と重賞戦でじっくりと乗ったが、積極策でもよかったかも」と振り返っており、位置取りひとつで結果が違っていた可能性があった。2走前が強い勝ち方でハンデ55kgも恵まれた。重賞2戦目で上積みもありそうだ。


◎レッドバリエンテ

○リビアングラス

▲ブローザホーン

☆サヴォーナ

△サトノグランツ

△シンリョクカ


単勝◎

馬連◎ながし

3連複◎軸1頭ながし。



【京成杯】

京成杯は簡単に。


◎ジュンゴールド

○アーバンシック

▲ハヤテノフクノスケ

☆バードウォッチャー

△マイネルフランツ

△ダノンデサイル

△グローリーアテイン


単勝◎

馬連◎ながし

3連複フォーメーション

◎―○▲☆―○▲☆△△△