8207☆愛知杯 | 九頭馬(万事馬九行久)~Ver.16.8

8207☆愛知杯

本日は、小倉で第61回「愛知杯」(GⅢ)が行われる。施行条件や時期などが度々変わる重賞だが、今年も阪神競馬場のスタンド工事に伴う日程変更のため、小倉で行われる。牝馬のハンデ重賞らしく荒れるレースでもあり、今年も一筋縄ではいかなそうだ。


人気はミッキーゴージャス、セントカメリア、コスタボニータ、ウインピクシスが単勝オッズ一桁台人気。

 ミッキーゴージャスは、前走のハンデ戦を勝ってオープン入り。今回と同距離を2連勝中で勢いがある。小倉も2戦1勝で、負けた一戦も勝ち馬とは0秒1差で1馬身も負けておらず、コース適性もある。ミッキーゴージャスを管理する安田隆調教師は、来月末で定年引退。鞍上の川田騎手は、安田隆厩舎からデビューしており、師匠に重賞タイトルをプレゼントできるかどうか?


セントカメリアも前走勝利でオープン入り。2走前はミッキーゴージャスに先着されたが出遅れが影響したもので度外視可能だ。芝2000はミッキーゴージャスを上回る4勝。前走の勝ち時計は、馬場差はあったがミッキーゴージャスと同タイムで、ミッキーは京都でセントカメリアは直線急坂の阪神で最速上がり。ミッキーが1kg増でセントカメリアが2kg減で同じ54kgならば、食指が動くのはこちら。鞍上の西村淳騎手は先週のフェアリーステークスを勝っており、半兄は海外GⅠを勝ったアドマイヤラクティ。ミッキーゴージャスよりは一本筋が通っている。近走は安定しているが気性面での難しさを内包しており、それが出なければ好勝負可能。


コスタボニータは、阪神牝馬ステークス3着、クイーンステークス3着で重賞実績がある。今回は初めての距離がカギになるが、阪神牝馬SもクイーンSも中団から脚を伸ばしており、前走も直線で抜け出してゴール寸前で外から差されたもので負けて強しの競馬。1ハロンの延長はこなせそうなイメージだ。


ウインピクシスは関東馬で美浦からの輸送だが、レース当週の月曜追い切り→翌日小倉移動は、勝った壇之浦ステークスと同じパターン。長距離輸送がマイナスになることはないだろう。壇之浦Sからは2kg増になるが55kgはクイーンS2着があり問題はなさそうだ。


牝馬は格よりも調子。前走をVラインで0秒3差4着のエリカヴィータは、牝馬の遠征ノウハウに長けている国枝厩舎。小倉滞在で注意。手頃なハンデ54kgで外国人騎手のルージュスティリア抑え。



◎セントカメリア

○コスタボニータ

▲ミッキーゴージャス

☆ウインピクシス

△エリカヴィータ

△ルージュスティリア


単勝◎

馬連◎ながし

3連複◎軸1頭ながし。