7772☆JBCの結果 | 九頭馬(万事馬九行久)~Ver.16.5

7772☆JBCの結果

きのう行われたJBC競走。各レースとも白熱したレースで楽しめた。

[JBCレディスクラシック]
盛岡は、午前10時頃から雨が降り出して午後3時すぎまで降り続いた。幸いにも(?)小雨程度だったので馬場は良。ただ、ある程度は脚抜きのいい馬場になりそうな感じもあった。
 JBC4競走のオープニングはレディスクラシック。1番人気は単勝1.7倍で圧倒的な支持を集めたショウナンナデシコ。2番人気がグランブリッジで3番人気がヴァレーデラルナ。4番人気がプリティーチャンスでここまでが単勝一桁台の人気だった。
 レースはサルサディオーネが注文通りにハナ。番手がヴァレーデラルナで以下、ショウナンナデシコ、グランブリッジ、レーヌブランシュら有力馬たちが続いた。結果的には、序盤の隊列で勝負ありのレースだったが、淡々とレースが進む中、直線では4頭が横並びでの追い比べ。その中から抜け出したヴァレーデラルナに凱歌があがった。
 ヴァレーデラルナは、これで4連勝でGⅠ初制覇。この勝利で一気に女王の座に駆け上がったが、まだ3歳で伸びしろもありそう。今後は、牡馬相手の重賞でも結果を出せば本物だろう。

2着のグランブリッジはスタートで躓く不利。序盤でリズムを崩した分、最後に響いた印象。ラストは上がり2位タイの脚で伸びてきたのでスムーズならば結果は違ったかも知れない。
 3着は直線で内を突いたショウナンナデシコ。なんとか馬券圏内は確保したが、かしわ記念を勝って以降は3戦連続で馬体減。そのあたりが微妙に影響したと感じた。

馬券は予想の買い目は出さなかったが、個人的に馬複17.3倍と3連複9.8倍を的中。


[JBCスプリント]
スプリントは、3番人気のダンシングプリンスが逃げ切って重賞4勝目(海外含む)。2着5番人気リュウノユキナ、3着4番人気ヘリオス。1番人気のレッドルゼルは4着に敗れた。

レースはダンシングプリンスが逃げて、その後ろにヘリオス。リュウノユキナも外め先行で、このレースも前残り決着だった。やはり走りやすい馬場だったことがわかる。
 ペースは、前半3ハロンが34秒4で後半3ハロンが34秒7の平均ペース(勝ち時計1分09秒1)。上がり33秒台の馬もいた中、ダンシングプリンスにとっては楽なペースでの押し切り勝ち。前走のクラスターC(4着)の敗因は出遅れとはっきりしていたので、自分の競馬ができれば強いという走りを見せた。

レッドルゼルは痛恨の出遅れ。上がり33秒5の最速上がりを繰り出すも4着止まりだった。最内枠の懸念材料が出てしまったが、前残り馬場でこのペースでは差しが届かないのも当然だったか。

馬券は▲△☆で涙目。(苦笑)


[2歳優駿]
門別も雨が降って馬場は重。波乱含みの舞台になったが、レースも中波乱になった。
 勝ったのは9番人気のゴライコウ。後方から終始外を回してのマクリ勝ちだったが、3着にも道中最後方のリアルミーが入ったように展開がハマったとはいえ、これは強い競馬だった。未勝利を勝った直後の参戦だったが、コースを知り尽くす地元の騎手起用も奏功した印象。

ベルピットは番手から自ら勝ちに行く競馬での2着。内枠だったら結果は違ったと思う。

馬券は―◎―で撃沈。w


[クラシック]
JBCデーラストのクラシックを勝ったのは、単勝1.8倍の断然人気だったテーオーケインズ。道中は中団外からの追走で馬場を考えたら楽な位置ではなかったが、勝負どころで早めに先団に取り付き直線であっさりと抜け出して捻じ伏せる強い競馬だった。順調なら次走のチャンピオンズCも連覇濃厚だ。

2着2番人気クラウンプライド、3着4番人気ペイシャエスで堅い決着だったが、今回は勝ち馬の強さが目立ったレース。巻き返しは困難に感じる。

馬券は馬単&3連単を的中。配当は安めだったが、3連単は42.2倍とそれなりに潤った。土日も頑張ろう!(笑)