7606☆優駿牝馬(オークス) | 九頭馬(万事馬九行久)~Ver.16.7

7606☆優駿牝馬(オークス)

例年だと、オークスは過去10年で7勝の桜花賞組が優位で、2勝の忘れな草賞組、1勝のフローラS組が続く図式だが、今年の桜花賞は10着までが勝ち馬から0秒3差で、ちょっとした展開のアヤで着順はいくらでも替わっていた可能性があった。勝ったスターズオンアースも7番人気での勝利で人気馬たちが揃って敗れたことからも、桜花賞組は人気ほど各馬の差はないと言えるだろう。ならば、混戦模様の桜花賞組ではなく、今年は桜花賞組以外の馬を主軸にしてもおかしくはない。


◎ルージュエヴァイユ。

 前走のフローラSは5着でオークスへの優先出走権は逃したが、4角11番手から直線で前が壁になる不利がありながらも上がり最速33秒6の末脚で0秒4差まで追い上げた。不利がなければ馬券圏内も可能だった。

 オークスでは「フローラSの上がり最速馬を狙え!」という法則があり、過去10年でフローラSの上がり最速馬は[1.2.1.4]。連対率37.5%、複勝率50.0%という高い数字を残している。昨年も上がり最速だったユーバーレーベン(3番人気)が優勝。16年は上がり最速のビッシュ(5番人気)がフローラS5着から3着になり、17年にはフローラSを上がり最速で勝っていながら6番人気と人気を落としていたモズカッチャンが2着に好走した。このように、フローラSの上がり最速馬は注目だ。

 ルージュエヴァイユは全3戦すべて上がり最速のキレ馬。出遅れや不利があっても最速上がりなのだから末脚は安定している。差し有利なオークスにはピッタリの馬だ。加えて、鞍上は先週の京王杯スプリングCをメイケイエールで制した池添騎手。同じ東京コースであり良いイメージで乗れるだろう。


相手には、前内有利だった桜花賞で差し届かなかったサークルオブライフ、共に桜花賞で出遅れたナミュールとプレサージュリフトの3頭。

 桜花賞馬スターズオンアースは東京コースでナミュールとプレサージュリフトに負けている点が気になるので押さえまで。

 忘れな草勝ちのアートハウスはノーステッキでの勝利でラップも優秀だが、初遠征と相手強化でこちらも押さえに回した。東京コース2戦2勝のエリカヴィータと、左回りは走るベルクレスタも押さえておきたい。



◎ルージュエヴァイユ

○サークルオブライフ

▲ナミュール

☆プレサージュリフト

△スターズオンアース

△アートハウス

△エリカヴィータ

△ベルクレスタ


単勝◎ルージュエヴァイユ

馬連◎―○▲☆

3連複フォーメーション

◎―○▲☆―○▲☆△△△△