7234☆京王杯スプリングカップ | 九頭馬(万事馬九行久)~Ver.16.4

7234☆京王杯スプリングカップ

東京の芝は今週からBコース使用。基本的に内が走りやすくなるので、人気薄の逃げ先行馬には注意が必要だ。
 京王杯スプリングCは安田記念の前哨戦だが、京王杯SC→安田記念を連勝したのは過去10年で1頭もいない。過去20年に遡っても05年アサクサデンエンだけ。本番とは違ってスプリンター寄りのレース質になるのも連続して好走できない理由だろう。
 
人気は単勝一桁台が6頭いて割れている。(7時時点)
 1番人気はラウダシオン。芝1400は[2.1.0.0]、東京芝も[2.1.0.0]で共に連対パーフェクト。NHKマイルCを勝っているが、マイルが[1.1.0.2]に対して芝1400以下は[3.1.2.1]。適性は芝1400の方だろう。
 高松宮記念は14着に終わったが、これが左回りでの唯一の馬券圏外。道悪が影響したのは明らかだ。雨予報も出ているが良馬場で行われそうなので反発必至。

2番人気はタイセイビジョン。
 芝1400は2戦2勝で京王杯2歳Sではレコード勝ちを決めている。NHKマイルCはラウダシオンに0秒3差4着だったが、マイルは[1.1.0.4]で詰めの甘さが見られる。マイルの京都金杯はプラス22kgの大幅な馬体増もあり勝負にならないと思われたが0秒3差4着に好走。奇しくもNHKマイルCと同じ結果だったが、これは成長した結果とみるのが妥当だろう。距離適性からは勝負は本番よりもこちら。京王杯2歳Sの時のルメール起用が何よりもそれを証明している。

3番人気はエングレーバー。
 前走で初めて芝1400の短い距離を使って勝利。勝ち時計は優秀で勝ち方も鮮やかで高い距離適性を示した。昇級戦でも印は必要。

ミッキーブリランテの高松宮記念は、初めての芝1200と道悪、出遅れが重なり10着。参考外にできる。阪急杯ではインディチャンプに先着。距離適性の高さを示しており、得意距離に戻って要注意。

距離短縮の先行馬と距離延長の差し馬が好走するレースなので、前走のマイラーズC3着であっと言わせた短縮馬カイザーミノルと、前走は躓く不利がありながらも0秒4差3着だった延長馬グルーヴィットの内枠2頭を押さえたい。



【結論】
◎タイセイビジョン
○ラウダシオン
▲ミッキーブリランテ
☆エングレーバー
△カイザーミノル
△グルーヴィット

単勝◎
馬連◎ながし
3連複◎軸1頭ながし。