6962☆関屋記念&小倉記念 | 九頭馬(万事馬九行久)~Ver.16.6

6962☆関屋記念&小倉記念

【関屋記念】
夏の新潟競馬の名物レースの関屋記念。このレース名を聞いただけで暑くなるが(笑)、今年も熱いレースを期待したい。

関屋記念のひとつのテーマは、ディープインパクト産駒の取捨。ディープ産駒は過去10年で[3.2.1.15]。現在2連勝中で18年は1〜3着までを独占した。ただ今年のディープ産駒4頭はそれぞれ強調材料に欠ける。一昨年の勝ち馬プリモシーンも牡馬相手の56kgは厳しいだろう。東京新聞杯は56kgで勝ってはいるが、前走マイルCS二桁着順からの馬券圏内は過去10年で初めてで牝馬のワンツー。3着も重賞未勝利馬という結果からは、レースレベルが低かったと言わざるを得ない。

本命はグルーヴィット。
サマーマイルシリーズを考えると、今年の中京記念が阪神で行われたのがポイントで、右回りはパフォーマンスが落ちるこの馬が中京記念をパスして左回りのここ勝負は明白で、前走で見せ場を作ったミルコが引き続き乗るのも好材料だ。
2走前からブリンカーを装着して共に0秒3差。3度目となる今回は、更に慣れが見込める。

対抗はミッキーブリランテ。
中京記念は0秒3差5着だったが、5ハロン通過57秒5の急流を早目先頭で脚をなくした。鞍上の福永は珍しくミスを認めていたが(笑)、当然ながら今回は乗り替わり。ブリーダーズゴールドCを制して好調な岩田康なら期待値も上がる。

前売り1番人気のクリノガウディーは厩舎の距離使いに一貫性がない。東京新聞杯は勝ちに等しい3着だったが、前述のようにレースレベルが疑問。スクリーンヒーロー産駒も新潟芝マイルのOP以上戦では過去10年3着内ゼロだ。

2番人気のアンドラステは、前内有利だったエプソムCで外から追い込んだ走りが評価されているが、個人的には馬場が向いたと判断している。父・母父からも力の要る馬場向き。新潟は稍重予想なので印は必要だが。

ディープ産駒は好調なエントシャイデンを単穴に。
プリモシーンと広いコース向きのサトノアーサーを押さえる。



【結論】
◎グルーヴィット
○ミッキーブリランテ
▲エントシャイデン
☆アンドラステ
△プリモシーン
△サトノアーサー

グルーヴィットの単複
馬連◎ながし
3連複◎軸1頭ながし。



【小倉記念】
小倉記念はいかにもレベルが低そうなメンバー構成。ここは大きく振り回してもいいだろう。

◎アールスター
過去に6戦連続2着と勝ち切れない時期もあったが、1勝クラス、2勝クラスを連勝して3勝クラスの昇級戦も僅差3着と健闘した。その後の2戦は掲示板外だが、初めてゲート入りを嫌がった寿Sと調教再審査明けの前走は参考外が可能。1勝クラスを勝った時が今回と同舞台で番手から上がり最速で2馬身差の圧勝を決めており、夏も②②①着で苦にしない。53kgも枠も絶好だ。

昨年3着のノーブルマーズは得意の内枠を引けた。このメンバーなら勝ち負けになってもおかしくない。

サマーセントは距離もコースも相性がいい。牝馬は格よりも調子なので前走をフロック視するのは危険。

ランブリングアレーは武豊で勝負気配。重い印が必要だ。
近走は不振でもオール野芝は走るタニノフランケルは押さえておきたい。



【結論】
◎アールスター
○ランブリングアレー
▲ノーブルマーズ
☆サマーセント
△タニノフランケル

アールスターの単複
馬連◎ながし
3連複◎軸1頭ながし。