6545☆大大大改修工事

今週の大きな話題といえば、京都競馬場の整備工事のニュース。

スタンド改修をはじめ、馬場、厩舎を含めた施設全体の一体的整備工事に着手する。

2025年に京都競馬場が開設100周年を迎える記念事業の一環らしいが、整備内容は、

①現在のスタンド(グランドスワン、ビッグスワン)、パドック、入場ゲートや歩道等の周辺施設の改修。

②芝、ダートコースの路盤改修、地下馬道、パトロールタワー、馬場付帯設備の改修。

③レースに出走する馬たちが使用する厩舎、装鞍所、競走馬診療所、検体採取所の改築。

となっている。

思ったのは、これはもう整備工事というレベルではないなと。

車に例えれば、「整備」というのは「一部」を直したり調整すること。今回は、全面リニューアルで全く新しい京都競馬場を作り直す「大工事」であり、整備ではないと思うんだよなあ。w

工期は20年２月から24年３月までの約４年。その間、京都競馬場は20年11月から23年３月まで約２年半近く開催されない。主要４場の１つが２年半も開催されないのはかなり大きい。

問題なのは、今までのレースがどの競馬場に振り分けられるかということ。(まだ未定)

特にGIレースやGIのトライアルレースはかなりの影響が出そうで、単純に阪神に振り替えるとしても、今度は阪神開催が２カ月以上続くことも。コース(特に芝)の疲弊も問題だし、同時開催の東京や中山への振替や、ローカル場所でのGI開催も可能性は大いにありそうだ。