このカードに描かれている悪魔は、
ギリシャ神話の牧神パン、
堕天使ルシファーとも言われています。ㅤ

悪魔の額に記されているのは
逆五芒星(星のマークが逆になった形)。ㅤ
五芒星は人の手足と頭部を表すもので、
それが逆になっている事から、
理性よりも本能が
優先されていることをあらわします。ㅤ

また、悪魔のカードは、
恋人のカードとよく似た構図です。ㅤ


その事から、誘惑に負けて
リンゴを食べたアダムとイブの
その後の姿であると言われています。

松明の火が燃えうつった
男性の尻尾の炎は欲望、
女性の尻尾のブドウは物欲の象徴です。ㅤ

繋がれた男女の鎖はゆるく、 
いつでも抜け出せるのに抜け出していません。ㅤ
これは彼らが誘惑に負け、
快楽におぼれている事を表しています。ㅤ

正に『中毒』や『依存』のイメージです。ㅤ
具体的に言うと、
アルコール中毒、仕事中毒のように、
自分に負けて(または依存してしまって)
止めたくても止められない状況を
あらわしています。ㅤ
だからと言って
欲望や本能自体が悪いわけではありません。ㅤ
人間の三大欲求
『食欲』『睡眠欲』『性欲』。ㅤ
これがないと人は自分の命を守れませんし、
子孫を残す事が出来ません。ㅤ
より良い暮らしをしたいと言う気持ちが、
今の便利な世の中を作ってきました。ㅤ
ドラマやマンガに出てくる、
心の中の天使の声と悪魔の声。ㅤ
これは、それぞれの心の中に
欲深い心や物欲に負ける
弱い心の象徴である悪魔が
存在することを表しています。ㅤ
時には、分かっていても負けてしまう、
とても人間らしいカードです。ㅤ


【カードの背景】ㅤ
■悪魔バフォメット…
ヤギの頭、蝙蝠の羽、獣の足→錬金術の象徴  ㅤ
■右手のマーク(土星)…束縛、制限  ㅤ

■逆五芒星…理性より欲望が勝つ→悪魔の象徴  ㅤ
■左手の松明…破壊的な欲求ㅤ
■炎…情熱、エネルギーㅤ
■鎖…囚われ、制限、影響ㅤ
■尾(しっぽ)…獣性ㅤ




【 正位置 】ㅤ
■キーワードㅤ
執着 とりこになる 肉体 誘惑 依存 欲望 破壊 ドラッグ 病気 束縛ㅤ堕落 邪な気持ち 中毒ㅤ


■解釈ㅤ
・やらなくてはいけない事を先送りにするㅤ

・過剰に心配し過ぎㅤ

・不倫や浮気、毒親など、切りたくても
切れない関係ㅤ

・魅力的な異性と出会う





【逆位置】ㅤ
■キーワードㅤ
執着・恐れからの解放 こだわりを捨てる 
回復 回避 ストレス 無欲 迷信 オカルト 心霊学 精神性の理解 妄信ㅤ


■解釈ㅤ
・人間関係、生活習慣の悪循環をが
断ち切られる

・ストレスを感じる人間関係から開放される