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※この記事には娘の話題は出てきません
つづきです
ちなみに
自分がどうしたいのか
自分の気持ちがわからない
こんな私にも
数十年に一度ぐらいは(笑)
自分が本当に心からやってみたい
と願うことも出て来るのですよ
ただ
残念ながらそれは
周りの状況が許さなかったりして
絶対いつも叶いません
たとえば
私、高校受験は
中学入試のリベンジ受験で
合格した話を書きましたけれど
本当は音楽科のある高校へ
進学したかったのです
当時師事していた先生が
わざわざ私の親を説得しに家まで
訪ねて来てくださったことが
あったのです
「この子の歌声は天性のものです
それなりの先生のもとで
指導を受けたらきっと伸びます
音大へ進ませてあげて下さい」
と
ところが
音楽科のある高校を受験するための
レッスン料というのがすごくて
夏期講習とかもあって
ひとつひとつに
ものすごくお金がかかる
音大の学費って
私立医大並みに
数千万かかるらしい
という話で
親が難色を示しました
(後から知りますが
母だけで数千万の年収があったらしいですが
お金は無いと反対されました)
と反対されました)いろいろダメな理由を並べられて
結局、親が望む普通の進学校を
受験する方を選び
夢は断念しました
私がしたいと思うことは
と思うことは大抵叶いません
カウンセリングの終わりがけに
「最近叶わなかったことは
もうだいじょうぶそうですか
」
」と尋ねられて答えようと口を開くと
不覚にも涙腺崩壊したのでした
自分でも涙で声を詰まらせるほどの
思いの強さがあったことに驚きました
仕方がないことと思い
気持ちを切ったつもりが
そのぐらい強い思いで
気に掛けていたのだと
改めて感じ 納得もしました
その叶わなかったことは
資格試験挑戦で昇華したいと
思っています
さて私が本で読んだ
愛着障害のお話に戻ります
愛着障害がある子には
【人への接触の仕方】に特徴が
あるそうでして
ものすごく納得したのですが
これには２パターンあって
誰彼構わず大人と見れば
無警戒に関わりを求め
身体接触を求めてくる
脱抑制タイプ
お母さんの胸に抱かれているような
安心感を与えてくれる
安全基地が機能していなく
安心感がないため安心したくて
接触快を求める脱抑制タイプ
(以前、保育士試験過去問で話題にした育児放棄や虐待などを疑い通報を検討すべきと出題されていた誰彼なくべたべたと身体接触してくるタイプの子ということになります)
そのタイプと
もう１つは
子ども時代の私のように
超絶人見知りで
人を恐れ警戒し
引っ込み思案で
言いたいことも言えず
心を開かない
抑制タイプ
怒り・悲しみ・不安・恐怖などの
ネガティブな感情を持った時に
そこから守ってくれる安全基地が
機能していないせいで
誰も守ってくれないと思い
人との関わりを避けようとする
抑制タイプ
私は人に懐けなかったので
人懐っこい脱抑制タイプの子に
とても憧れていましたが
(現在の私は脱抑制に傾いている気がします)
この２タイプは
まるで正反対のようで実は
心の根っこは同じで
愛情に飢えているという
出発点から始まっているのです
愛情を渇望しているので
愛情がひとたび得られたと思うと
貪欲に吸い尽くそうと
ものすごい勢いで
一心同体化をはかろうと試みます
もっともっともっとほしい
際限無く愛情を求めます
脱抑制タイプの幼児を
抱っこしてあげると
それまでしなくなっていた指吸いを
急に思い出したように始める
という反応をする
パターンがあるそうで
母親的存在に抱っこされたことで
もっともっと一体化したい
という思いが強まり
お乳を吸うような本能的な
衝動に駆られて
指を吸うわけです
ちなみに
私の実母が言うには
私は指吸いをしなかった代わりに
お乳を吸う時の口の動きを
絶えずしていたらしいです
(ある程度年齢がいっても寝ている時に無意識にそういう口になっていたそうで、今でも舌の動きが多分それだと思う動きを日中も無意識にしていることがあります)
)愛情を強く強く求めるので相手を
自分の中に取り込んでしまって
一体化してしまおうとしてしまう
自分と相手の境界線が薄くなり
相手のことを自分の一部のように
感じてしまうようになる
自分の一部だと感じるようになると
その一部が自分の思い通りにならないと
癇癪を起こしたり
逸脱行動に出たり
手がつけられなくなったり
ということが
起こったりするそうです
大人になった私は
癇癪は起こしませんが
一心同体化現象は
娘との間で
起こしてしまっていたのかなぁ…
自分の思いや考えと
いつも一致しているので
気づきにくかったかも🤔
(夫とは一体化しようとしませんが 笑)
