N=1の例にすぎませんが、親塾経験者として言えるのが、
結論としてとても大変です。
それでも出来たのは以下の要因と心がけが揃っていたからだと思っています。
・親より子の地頭が良い。
・子のモチベーションの高さと当事者意識。あくまで子自身の主体性が必要。
・親自身に学歴プライド等の拘りが無い。
・子の成績に過度の期待していない。
ご縁があったところに行けば良いと思っている。
・「親の熱望校」なるものが存在しない。仮に存在しても構わないがそれは親のエゴであるとの自覚が必要。
・親子関係が良く、子が素直でひねくれていない。
・親塾の時には、呼び名に敬称をつけて呼び、子を他人として見る。(普段は呼び捨て)
・叱る時間は無駄。それより誤答分析をし弱点補強努める。
・子の成績に対する親の期待と感情論は不要と常に心がけ。
ここまで揃っても大変です。とても。
いわんや‥
さらに
親側に何より必要なのは子に対する謙虚さだと思っています。
もっというと、子に対する申し訳なさです。
子が親を凌駕する程のやる気も地頭の良さもあり、しかも進学校への受験を望んでいるにも関わらず、
(以下は例えばの具体例)
・塾に行かせるお金がない申し訳なさ。
・子が病気等で塾に通わせることが困難(健康な身体に産んでやれなかった申し訳なさ)
・通塾不可能地域に住んでいるが故、塾に思うように通わせてやれない申し訳なさ
心境としては「余命宣告されている子が受験を望んだ場合、自分が親塾する以外方法が無いという場合」の心境に近いのです。
上記の状況の場合、
子が思うように解けない問題があったからと言って、全く腹が立たない。
むしろ出来るようにどうにかしてやりたい。
それ以前に、
貴重な時間をそんなに無理せず、
子どもらしい自由な生活をしてほしい。
子どもの意見を無視した親の熱望校などという発想が生まれる余地など無い。
仮にあっても親のエゴであると自覚しているので感情の制御可能。
そういう気持ちでやっています。
それ故、子の点数が思うようにいかないことに、
・腹が立つ
・悔しい
・がっかりする
という気持ちが芽生える場合は、
外部委託可能ならば、
外部委託がベストだと思います。
昔と違ってコロナ以降
オンラインシステムが広く
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整ってきているかと思います
無理に親が教え込もうとせずに
感情的にならずに教えてくれる
プロにお任せされるのが得策かと
思います
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