看護学科のある国立医学部を卒業した外科医です。
少なくとも学部生の頃は医学科の男子が看護科の女子に惚れ込んで猛アプローチの末、やっとその看護科の女子と付き合えた→後に長く付き合って初期研修医終了と同時に結婚という例を複数知っています。
男性が医師になってから出会った看護師に捕まったという書き方ならわかりますが、
学生時代からの看護学科の生徒との恋愛を、女性側が捕まえたという表現には看護師を一律に見下してる?との違和感を感じざるを得ません。
自分の友人で、看護科の女子に2年以上アプローチ→長くつき合って結婚→20年近くたつ今も浮気の噂1つない愛妻家パターンが学生時代の部活だけで7〜8組ほど(学年は異なれど)いました。
そういうカップルの看護科女子は医学科女子から見ても、見た目はもちろん性格(というか人格)がとても良い子ばかりでした。
そして、それに甘えない働き者。
むしろ私が男性ならば結婚したいぐらい。
「結婚するなら医者ならば選んでられない!!」というような「医者を捕まえようと」計算をしている女医に、
彼女たちが「男の医学生を捕まえた」呼ばわりされているのを見ると気の毒に感じてしまいます。
確かに看護師さんの中には、医師狙いと言う方もいらっしゃいますし、
女性医師に対してと男性医師に対して態度が露骨に違う看護師もいます
ただ、皆がそうでは無く、
むしろ医師とだけは結婚したくないという看護師さんも多いです。
浮気する医師をたくさん見てきた看護師さんなどは特に。
他にも医師に遊ばれた看護師さんもいます。
女性側は本気だったけれど医師である男性側には本命がいたパターンも。
自身が女性医師だからこそ言えるのが、女性医師こそ男性を条件で選んでいるのでは?ということです。
仕事の理解を求めるならば「男性看護師」も「技師」さんもいるわけで。
しかし、実際には夫に同等の学歴を求める。
要は看護師全体を下に見ている。
だから「看護師に捕まった」という表現が出てくる。
○○卒だというプライドを女性が持つことは悪いことではありません。それだけ努力されてきたのもわかります。
しかし、代々医師家庭で妻には女医をという家庭でもない限り、気立てが良くて、器量よし、夫のことを認め尊敬してくれる笑顔を絶やさない人と人生をとも過ごしたいと考える男性の気持ちは否定されるものでは無いと思います。
男性医師と結婚したいならば、自身が女医だろうと関係なく、そのよう女性として振る舞う努力必要なのではないかと思います。