給与の話が出ましたが
都心部の若手医師の年収を見て
え、もっともらってるんじゃないの
と
思われた人もおられたかと
思いますが
このブログでも
何度も書いていますが
都心部ほど
医師の給与は安い傾向があります
研修医はボーナス無しのところも多いです
そして
これは私立医学部保護者の人のお話の
又聞きなのですが
私立医学部の在学中の
保護者対象の説明会では
卒業後もしばらく
仕送りが必要ですから
そのつもりで(資金を)ご準備ください
と呼び掛けられているのだとか
なぜなら
都心の研修医の給与が低くて
都内の賃貸物件の賃料が高くて
病院のそばに一人暮らしして
家賃を払って生活しようとすると
研修医のお給料では足りない場合が
あるから
ということなのです
(家賃補助のないところもあったり)
皆さん医者になれば
左うちわで暮らせる
とか
勘違いしてらっしゃるのですが
実際のところ
都会の研修医は厳しい環境で
働きます
いっぽう田舎の過疎地のほうでは
医師を確保するために
高い給与を提示して
なんとか医師を呼び込もうと
努力されています
とある僻地の赤字経営の病院に
お勤めの方から
お話を伺って驚きました
やはり医師の来てがないので
赤字にもかかわらず
医師の給与を高額にせざるを得ず
医師に辞められてしまうと
病院が立ち行かなくなってしまうため
ゴネれば医師の我が儘が通るような
そんな窮状があるとのこと
理不尽なことを言われても
自分のせいで
その医師に辞められてしまったら
と思うと
スタッフは何も言えず
医師はやりたい放題の状況に
なっているとのこと
そして
研修医の時には
とても礼儀正しく
謙虚であった
若者たちが
いつのまにやら変貌し言葉遣いも荒くなり
とんでもない横柄な医者に
なってしまうのだそうです
ハラスメントがひどく
御守り代わりに
ボイスレコーダーを
懐に忍ばせているスタッフも
いるそうです
長くなるので分けます
つづく
