娘から正確なやりとりが
送られて来ましたので
書き直しての再投稿です🙏
電話で聞いた時のままを再現したら
どうやら全部を話そうとしたら
泣いてしまいそうで
簡略化して伝えたみたいでした
娘が顔を見せるだけで
癌の痛みが和らぐ、
元気になれる、と
娘をいつも絶讚してくださる
かわいい
おばあちゃん患者さんのお話を
書いたことをご記憶でしょうか
日直と言って
日曜日などお休みの日の
朝から晩まで
救急外来の当番の日があって
そんな日は30分早く病院に到着して
おばあちゃんの病室に
様子を見に伺って
談笑したりしていたそうです
娘は研修医なので
一定期間経過すると
次の診療科へと
移っていかねばなりません
いよいよお別れの日が
やって来たある日のこと
娘はおばあちゃんにお別れを言いに
ご挨拶に伺いました
おばあちゃんは
目尻をちょっと引っ張って
涙をこらえながら
あんまり言うと
こらえきれなくなっちゃうから
簡単にしか言えないけれど
先生のおかげでここでの生活が
本当に楽しかった
こんな病気で
ボロボロの私が言うのもなんだけど
これからも頑張ってくださいねぇ
先生は本当に心の優しい
良い先生になると思うわ
と言われたら
おばあちゃんではなく
娘の方がポロポロと涙をこぼして
泣いてしまったそうです
一番心細い時にあなたが
寄り添って居てくれたから
本当に心強かったのよ
ありがとう
そんなありがたいお言葉を
掛けてくださったのだそうです
抗がん剤治療と放射線治療と
両方で
いろいろと副作用もつらくて
食欲も出にくくなったり
そんな中で
娘に出会えたことを
とても喜んでくださったそうで
研修医冥利に尽きますね✨
また新たな科で
新たな出会いが待っています
でも時々時間を見つけて
お見舞いに行こうと
思っているようです
