小学生ママさんから
こんなメッセージを頂きました
聞くところによると
公立と違って私立の御三家の授業は
刺激的で面白く気が抜けないようです。
ただそうは言っても、
国立の医学部を目指す場合
鉄緑会等はマスト？のようで
鉄緑会以上に
進度の速い御三家はないようです。
そうすると御三家に拘らずに
公立に入れて鉄緑会のパターンの方が
コスト面でもいい気がします。
鉄緑会より進度が遅くても
私立の中高一貫校に入れるメリットって
どこら辺にあるのでしょうか？
御三家出身の夫としては
楽しい学校生活が送れるのが
最大のメリットのようですが…
名門中高一貫校卒であると
まず肩書きとして
その世界の人には
安心感を与えられる
という良さが
あるかと思います
昨今は婚活サイトも
一般的になりつつあり
登録時に
最終学歴のみならず
出身高校を
プロフィールに入れる場合も
ありますよね
○○卒のお嬢様を探しているという
世話人もいたりします
また
名門校は
同窓会がしっかりしていて
横のパイプが太いところも
何かの時には頼りになるようです
また最難関校だけに
それぞれの就職先が
錚々たる勤め先で
コネクションが生かせる場面も
多いことでしょう
一生ものの友人ができる場合が
多いですね
これも人によりますが
何とも言えませんが
そういった
ブランド校アレルギーのある人や
ブランド校を色眼鏡で見る人や
公立高校出身者礼賛の人も
一定数いるので
どちらが好印象かは
相手の価値観・住まいする地域に
左右されます
ご家庭の価値観に
合わせて選ばれるのが
一番かと思われます
家庭の経済状況も
さまざまなので
経済的に厳しい場合は
コスパ重視で
公立＋鉄緑会も
ありだと思います
実際そういう方も
多くはないけれど
おられました
そして第一志望に
合格していかれています
また指定校ではないけれど
小学校からエスカレーター式で
大学まで上がれる私立名門小の
いわゆる進学校ではない生徒さんも
中学入学前のタイミングだけが
鉄緑会入会のチャンスと心得ていて
中学入試が無いも同然なので
鉄緑会入会テストに
照準を合わせて
家庭教師をつけて
入会テスト受験のための
対策を取られ
入塾されています
女の子はやはり
英語が得意な子が多く
エスカレーター校のお嬢様
英語は最上位クラス、
でも数学は…というケースが
多いかも知れません
(当然ですが人によります)
合う合わないはありますから
とりあえず一旦受講してみて
途中で数学は
もう少しついていきやすい
別の塾に替えよう、とか
家庭教師さんや
個別指導を併用して
なんとかついていこうと
される方もあるし
こればかりは相性なので
試してみないと
わからないところが
あります
公立＋鉄緑会で行くつもりが
鉄緑会が合わなかった場合の
プランBも
考えておかねばなりません
他塾のほうが
成績を伸ばせるお子さんも
確実にいらっしゃいます
それに
鉄緑会でそこまで
カリカリやらなくても
合格できる医学部のほうが
多いです
鉄緑会だと
オーバーワークになる医学部も
多いです
ので
志望校によっては
鉄緑会にこだわる必要は
ないかなと
思います
うちの娘は
安心を買う為に鉄緑会に
行っていたところが
あります
最高峰を狙っていく時には
自分の立ち位置を把握しやすく
優秀な仲間と触れあいながら
切磋琢磨できる
という利点があります
全国模試でも漠然と
立ち位置はわかりますが
やはり本当の立ち位置は
大学名を冠に据えた
○○大学実戦模試
○○大学オープン模試
など
でないと、と言われています
それらは
実際の入試問題傾向に
合わせた出題なので
そしてそれは
ほぼ高３以上の時にしか
開催されないので
そこに至るまでの
年２回の鉄緑会校内模試は
ある程度の立ち位置を
把握するのに
適した模試と
言えると思います
しかし
たとえば登山において
どのルートを辿っても
山頂に辿り着けるのと同じで
お子さんに合う方法なら
どの方法でも
現役合格に辿り着けるので
鉄緑会だけに
拘らなくてもいいと思います
私個人の考えでは
小学生のあいだは
先取り学習は
いらないと思っていますが
(中学受験塾より更に先取りする必要はない
と考えているという意味)
大学受験(医学部受験)は
先取りが必要と考えています
早めに英数を仕上げて
物理・化学に取り掛からないと
現役合格に間に合わないからです
鉄緑会でなくても
先取りは可能ですが
いくらでも教育費を懸けられる
ダブルインカム裕福家庭なら
選択肢は
多かろうと思いますが
鉄緑会は受講費も
リーズナブルで
サラリーマン家庭には
かなりありがたい塾だと思います
あくまでも私の考えですので
参考程度に流し読みして頂ければ
と思います
