小学校受験に続く
難関有名私立中学受験も
なかなかコワイ世界
昨今は
中学受験対策の低年齢化が
恐るべきスピードで進んできて
今ではすっかり
当たり前になってきているようで
驚くばかりなのですが
これからお話するのは
12~18年ぐらい前の時代のお話
医学部入試まで
経験したからこそ
俯瞰して見えてくることも
あるのではないかと思い
古いお話ですが書きますね
小学校受験組のご家庭は
意識高い組なので
小学校に入るなり
中学受験塾に入るための塾に
入れるそうなのです
当時は中学受験塾は
まだ小３～４始まりの
時代でした
その塾で上位クラスで
合格するために
塾に入るための塾というのが
あったそうです
そして
スタートダッシュが
早かったぶん
アドバンテージがあるので
中学受験塾に入ると
成績優秀者欄の
上位ランキングを
その面々で埋めます
ところが
だいたい
四年生の秋ぐらいに
上位ランキングの顔ぶれに
異変が起きます
それまで不動の上位だった子が
ぽろぽろ脱落し始めるのです
五年生夏休みには
ほぼほぼ
入れ替わっています
なぜなら
小学校受験はしていない
中学受験のために
四年生ぐらいから
入塾してきた
ポテンシャルの高い子に
追い抜かれてしまうからです
先取りの
アドバンテージだけで
稼いでいて
真の実力が
ついていなかった子は
ふるいにかけられて
坂道を転がるように
成績が下がっていきます
追い抜かれてしまった
親子の末路は
悲惨で
お母さんが息子を
布団叩きで叩いたり
追い回したり
なぜそんなことが
知れるかというと
子どもが塾で
母親にされたことを
吹聴するそうで
それを聞いた子が
家に帰り親に話し
親がママ集まりで
吹聴する図式
塾で上位を奪還する為に
塾の為の塾にも通わせたり
1時間1万円以上の
プロ家庭教師をつけたり
でも結果は
最難関志望だったのに中堅校進学
もちろんそんな中でも
びくともせず
小学校受験～大学入試まで
ずーーーーっと
トップを走り続けられる
不動の上位の子もいます
よく聞けば
ご両親共に一流大卒の医師
中学受験塾の
上位クラスの顔ぶれも
医学部受験塾の顔ぶれも
同じなので
各中学受験塾の
トップだった子たちの
集まりみたいなものです
だんだんと
親情報も知れてきます
やはり
ご両親共に
医師✖️医師の子が最強で
医師✖️薬剤師
医師✖️東大理系卒
などなど
だいたいは
親の学生時代の成績から
子どもの成績も占えそうでした
(例外はどんな場合にもあります
)
)もちろん
ご両親共に高卒だけど
子どもは
国公立医学部現役合格の子も
いましたが
高卒の理由はわからないので
ご両親共に成績優秀でありながら
進学できない事情があったか
いろんなご事情があろうかと
思いますが
元々は優秀で
名門校に入っていたのに
途中からグレてしまい
レールから外れた
ケースもあります
偏差値トップの
最難関中学に入学したのに
出口はＦランク大学とか
挙げ句に中退→高卒扱い
何が言いたいかと言うと
だいたいは
親の成績に似た成績の子が
生まれているので
自分や夫の成績を棚にあげて
子どもに教育さえすれば
すごい結果になるのではないかと
熱を入れすぎて
親子関係を
悪くしないほうが
いいということです
逆に
親は優秀でも
子どもの精神的成長が
ゆっくりで
中学受験には
間に合わない子も
居ます
でもその場合は
高校入試、大学入試と
精神的成長が
追い付いてきた時には
確実に成果をあげ始めます
先ほどの布団叩きで追い回されて
酷い目に遭わされていた子も
中学受験こそ
中堅校止まりでしたが
その後
偏差値上位の国公立医学部に
入学できていました
やはり
お父さまは医師でした
途中でグレてしまったり
メンタルを病んで
社会生活が送れなくなったり
しないかぎりは
だいたい親と似たところに
落ち着くのだと思います
あたたかい親子関係が
保たれてこその未来なので
何かが出来るとか出来ないとか
何かが人より早く
出来たとか出来ないとか
そんなことより
その時しか見られない
子どもの表情とかしぐさとか
見逃さずに
たのしんでほしいなぁと
思います
スマホばっかり見てたら
見逃しそう
育児奮闘中は
余裕なくって
なかなかそんな気持ちには
なれないのも知ってますが
もうその時は
二度と戻ってこないので
だいじにしてほしいな
と
思います