私が幼かった頃の母は
いわゆる
教育ママの権化
みたいな人だった

ありとあらゆるお稽古ごとを
私にさせてくれた

その中に
スイミングスクールも入っていて
当時はスパルタ教育全盛期

とにかく恐ろしいほど
厳しい特訓スクール

いつも行くのがイヤで
泣きながら通わされていた

時々救急車で運ばれる子も
いたりしてガーン

イヤイヤながらも
何年間か続けて
次のテストに合格すると
選手育成コース
とかいうところまで行って
私の意志とは無関係に
突然やめさせられゲッソリ
中学受験塾へ放り込まれたゲロー

それも入塾テストだとは
知らされずに
ある日曜日突然連れていかれて
テストを受けさせられ
IQテストまでセットで
受けさせられ

結果説明は
私の居ないところで
親だけが聞いたそうで
「この子は天才かも知れません」と
そそのかされたらしいですゲラゲラ

現在の幼児教室の営業トークとして
わざと高く出るようにしておいて
親をその気にさせる
よく使われる手だそうですが

40年近く前のIQテストが
そのような
営業トークの為の
材料だったかというと
そうではなかったようで

当時は小学校でも
IQテストをされて
そちらの結果は三者面談で
自分も聞いたので
よく覚えていて

やはり塾と同等のIQが出ていた
との結果でした

すっかり有頂天になった親は
私に期待して
どんどん多くを
求めるようになり

常にどこかの誰かと比べたり

取れた点数よりも
ミスをして取り損なった
ほんの数点を罵ったり

たとえ100点満点取れたとしても
平均点が何点だったのか聞くと
当たり前だと吐き捨てられ

どんなにがんばっても決して
手放しでは褒めてもらえない

うんざりでした

そんな子ども時代を過ごして
中学受験は見事玉砕ダウンハートブレイク

そんな自分が可哀想で
自分の子どもには
そんな思いは絶対させたくない

親子関係を良好に
保つことを第一に
褒めて褒めて
出来たことを喜んで

お稽古ごとも本人がどうしてもと
望んだことだけに絞って

自由にのびのび
育てることができたので
私の経験も無駄には
ならなかったわけだけど

思い返しても
スイミングとかほんと
今なんの役にも立ってません💨

成長期に
バタフライとかも
バンバン泳いでたからか
器械体操の練習もしていたからか
無駄に肩幅が広くなり
肩が逞しくなり
二の腕も太くなり
競泳選手みたいな体型してます
脚も結構しっかりしてます

親子関係を消耗させてまで
お稽古ごとさせたって
病気になってしまったら
なんにもなりませんね

もし私が人工呼吸器なしでは
命がつなげないとなったら
私は延命を望まない

痛みや苦しみを
取り除く処置のみで
積極的治療は
行わないでほしい
安楽死を希望する
娘には自署したものを
託しています

でもふと娘の希望は
どうなのだろうと
尋ねてみました

娘にとって私は
心の支えで
私の居ない世界では
生きていけない
というぐらいに
娘は私のことが大好きで

これまでも
私が検査入院中や手術入院中は
家で私が普段着ている衣類を
私の匂いがほのかに香るから
毎日抱き締めて寝ていた
というぐらいママ大好きあせる

もし亡くなったら
亡骸に添い寝するとか
冗談を言うぐらい

たとえ気管切開して
人工呼吸器が必要な状態に
なったとしても
生きていてほしいと
娘は即答してきました

そんなに
必要とされてるのなら
何としてでも
生きなきゃね
自分でも
驚くほどあっさり
気持ちが変わりました

治療が奏功し現在は元気に過ごしていますウインク

ご迷惑でなければ応援お願いします音譜
 にほんブログ村 受験ブログ 受験生の親へ

有機野菜・無添加食品の宅配ネットスーパー【らでぃっしゅぼーや】