安いから満足するのではない。欲しいものが手に入るから満足するのだ。
━━━━━━━━━━━━ 2010年5月28日付日経MJより ━━━━━
□■□ 本日の注目記事(3面)
■□■ 有料サービスを拡充 全日本空輸(ANA)
□■□ 「高級」に満足感 快適な空の旅
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今日は、有料サービス「ANA My Choice」を拡充した、
全日本空輸(ANA)に関する記事です。
■従来の無料サービスは商品が画一的で、乗客の要望に応えきれない部分があった。
■ANAの調査によると、お金を払ってでも自分好みのサービスを選びたい人は6~7割いたため、国内初の有料サービスに踏み切った。
■商品は千疋屋のみかんジュースやスターバックスのコーヒー、自社開発のオニオングラタンスープなど約20品目そろえた。
■‥‥新幹線の車内販売、コンビニエンスストア、百貨店の売り場を見て回り研究した。その結果、賞味期限が長く、機内でスペースをとらず、手ごろな価格設定、の3つが重要なことが分かった。
■狙いは当たり、みかんジュースとオニオングラタンスープは共に1日700~1000個のペースで売れている。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●この不況下、価格を下げたり、有料だったものを無料にしたりするのが主流となっています。消費者の低価格志向が強まる中、多くの企業はそのニーズに合わせなければ生き残れません。
●しかし、全日本空輸(ANA)は逆をいき、無料だったものを有料にしました。機内の飲み物無料という、何十年も続けてきたサービスをやめ、しっかりお金をとることにしたのです。
●普通に考えればサービスの低下です。飛行機には富裕層ばかりが乗るわけではないですし、心情的な反発も予想されます。しかし、同社が調査を行ってみたところ、「お金を払ってでも自分好みのサービスを選びたい人は6~7割」存在したとのこと。
●確かに無料サービスだった頃の飲み物は、何となく安っぽい感じでした。紙パックのジュースを紙コップに入れて渡されることに抵抗を感じる人もいたに違いありません。
●ANAは、「顧客満足の向上」を図ることを目的として有料化に踏み切りました。しかし、これだけ聞いても、本当は経費を減らして利益を増やしたいだけなのだろう、と勘ぐる消費者も多いでしょう。
●そこで、ANAがどのような商品を有料で提供しているかが重要になります。無料に慣れた乗客が、わざわざお金を払ってまで飲みたいと思う商品であれば、確かに顧客満足の向上を考えていると言えるでしょう。
●以下のページをご覧ください。あなたはどのような感想をお持ちでしょうか。
6月のMy Choice メニュー
⇒ http://www.ana.co.jp/dom/inflight/info/201006.html
●私は、「ANAオリジナルレシピ オニオングラタンスープ」はぜひいただいてみたいと思いました。ANAは、今のところ、無料を有料にする ⇔ 顧客満足を得る
という、一見、相反するものをみごとに統合し、成功しています。
●さて、あなたは、
・安く売りさえすれば人は喜ぶと思い込んでいませんか。
●顧客は安いから満足するのではなく、
・欲しいものが手に入るから満足するのです。まず、顧客が欲しがる商品を揃えること。この点に心を砕いてください。
【孫子の名言】「善く敵を動かす者は、之に形すれば敵必ず之に従い、之に予(あた)うれば敵必ず之を取る」(勢篇)
「【日経MJに見る】社長のための兵法的経営戦略」から
「ランチェスター戦略」弱者には弱者の戦い方がある
今回は「ランチェスター戦略」について考察します。
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【目次】
(1)ランチェスター戦略とは
(2)ヤマト運輸のケース
(3)今回のまとめ
以上3点からお話していきます。
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(1)ランチェスター戦略とは
ランチェスター戦略では、
組織の販売能力=「1人あたりの販売能力」×人数
に分解して考えます。
そして、この計算式のもと、
(第1の法則)人数が同じ場合には、1人あたりの能力が高い方が勝つ
(第2の法則)1人あたりの能力が変わらなければ、人数が多い方が勝つ
としています。
元々は、イギリスの航空工学のエンジニアであったF・W・ランチェスター
(1868-1946)が発見した法則ですが、考え方がマーケティングにも用いられる
ようになりました。
ランチェスター戦略では、市場シェアが1位の企業(事業者)のみを強者、
それ以外すべてを弱者と定義し、第1の法則を適用した弱者の戦略と、
第2の法則を使った強者の戦略を展開しています。
弱者の戦略とは、「差別化集中戦略」です。
一般的にシェア1位の企業は、規模が大きく人数も多いです。大きな市場では
第2の法則が適用され、弱者は負けてしまいます。
そのため、弱者は戦うべき市場を決め、その市場において1人あたりの販売能力
の競争に持ち込み、差別化させることが重要なのです。
つまり、ニッチな市場に持ち込んで、勝負をかけることが大切なのです。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
(2) ヤマト運輸のケース
今では日本における宅配便のシェアNo.1であるヤマト運輸ですが、実は石油危機を
受けて利益率が1%前後にまで落ち込んでいた時期がありました。
そんなヤマト運輸をしり目に、大手運送会社は、地方から地方へ、複数のお客さまの
商品を混載するネットワーク型配送で利益を蓄積していました。
昭和51年、そんな苦境に立たされていた折、ヤマト運輸は民間大手が手をつけて
いなかったB to C型の宅急便に転進します。
今では個人間の宅急便は当たり前ですが、当時はまだ宅急便といえば、複数の
個人をまとめる形でしか行われないものでした。少量の宅急便で利益が出るのかと、
周囲は反対しましたが、それを押し切り、当時の小倉社長が決断。
ライバルのいなかったB to C型の宅急便でヤマト運輸は大成功。それを皮切りに
業績は向上していきました。
今では、業界トップのヤマト運輸ですが、当時は弱者としてランチェスター戦略に
よる成功を収め、現在の地位にまでのぼりつめたのですね。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
(3)今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。今や業界トップの企業でも、最初は弱者としての戦いを繰り広げる
ことで、強者への道をのぼりつめていったのですね。
皆さまも、ランチェスター戦略を日々の経営に取り入れてみてくださいね。
「【1分間で集客が爆発する丸秘マーケティング理論】 」から
使い切り消費がコンビニ変えるVol.4
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■■■■■2010.5.28■■■■
日経消費ウォッチャー
「使い切り消費がコンビニ変える」のおはなしVol.4
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第319号の話題も、「使い切り消費がコンビニ変える」のおはなしVol.4です。
日経消費ウォッチャーに掲載された記事で、日経産業地域研究所が2010年3月に調査し、
首都圏と近畿圏(各30km圏)に在住の20~60代の男女900人(首都圏600人、近畿圏300人)を対象に郵送法で実施。
788人から回答を得ました。回収率は87.6%。
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日々の暮らしに根ざして固定層消費をつかめ
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使い切り消費がコンビニ変える
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今後も家計の大幅な改善は期待できにくいだけに、不況下で様変わりしたコンビニ利用は今後も続き
そうだ。
来店そのものを促したり、気分次第の浮動層消費に代わる明確な来店目的から生じる固定層消費を
拡大したりするうえでは、食材などの遣い残しまで嫌う「使い切り商品」に応じた売り場づくりや、
コンビニならではの立ち易さを生かし、日々の生活で習慣として根付くような商品の掘り起こしが
欠かせない。
高齢化や少人数世帯の増加、個人商店の激減のなど商圏構造の変化のなかで、日々の食卓を支える店としての
コンビニの役割が改めて注目されている。
節約志向で、「弁当を買う代わりに、ご飯は家で炊いて、おかずだけ必要」という時代。
ファミリーマートは4月中旬時点で、約330店で提供している刺し身を今期は1000店に拡大する。
習慣化作戦。「一日に50~100杯を売る店がある。確実に固定客をつかんだ店が増えてきている」。こう話す
ミニストップは、「ソフトクリームと並ぶ柱」と位置づけるコーヒーだ。通勤客らが毎朝飲んで出勤といった
習慣化を狙う。
郵送調査の結果から、ライフスタイルに関する意識を分析したところ、コンビニのヘビーユーザーは、
「新製品が出ると、だれよりも早く使ってみる方だ」というイノベーターの意識が、その他の人より
高い。
「店にもよるが、コンビニだからあるだろうと思って新製品を探しに行ってもPB商品が多く、見つからない
ことが増えた。こういうことが続くと、自然と足が遠のく」(都内在住の30台女性)といった声も消費者から
聞かれる。
☆★☆-----以上をマーケティングに生かそう!------------------------------------------
・日常生活に密着したMDと、多様な商品・サービスをいつでも提供できる身近な店舗というコンビニ本来の
魅力をどう組み合わせていくかが勝負の分かれ目です。
・コンビニ利用の多かった若者でさえ、スーパーで安くまとめ買いをする時代になってきました。
週末はスーパーでまとめ買いをして、食材が底をつく週の半ばに、つなぎのためにコンビニで買い物を
する、というような需要は確実にあります。
・いかに、コンビニならではの良さを商売に生かすか、今一度、本来の姿を思い出すときでもあります。
「日経消費ウォッチャーから現在を知るマーケティング 319号」から
使い切り消費がコンビニ変えるVol.3
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■■■■■2010.5.27■■■■
日経消費ウォッチャー
「使い切り消費がコンビニ変える」のおはなしVol.3
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第318号の話題も、「使い切り消費がコンビニ変える」のおはなしVol.3です。
日経消費ウォッチャーに掲載された記事で、日経産業地域研究所が2010年3月に調査し、
首都圏と近畿圏(各30km圏)に在住の20~60代の男女900人(首都圏600人、近畿圏300人)を対象に郵送法で実施。
788人から回答を得ました。回収率は87.6%。
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食品・菓子の夜間の購入、未婚者を含め大幅減
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使い切り消費がコンビニ変える
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アイスクリームやカップめん、チョコレートなどは、コンビニが有名メーカー品をそろえ、消費者の
支持を得てきた商品だ。
だが、最近1年間の購入数量・金額の減少が目立っている。
消費者100人あたりの購入金額を集計すると、2009年3~8月(以下、「09年度上半期」と表記)、同
9~10年2月(同「下半期」)の2半期とも購入金額が減少した商品カテゴリーが多い。
これをみると、ビール系飲料と缶チューハイ以外は、午後6時から翌日午前5時台までの夜間の購入金額の
前年同期比伸び率が2半期連続で大幅に減少している。
午後6~9時台はコンビニの稼ぎ時で、アイスクリーム、チョコレート、ビール系飲料などの購入金額が
飛び抜けて多い。
だが、第三のビールなど一部を除き、この稼ぎ時は購入金額が大幅に減ったうえ、代わりに著しく増えた
時間帯も見当たらない。
第三のビールは節約志向の中、価格だけでなく、味も改善されて大幅増につながった。
とりわけ購入が多いのは午後6~9時台で、この時間帯の購入金額はビールより31.2%も多い。
缶チューハイの場合は市場全体が拡大基調にある。そのことを反映するように、やはり午後6~9時台を
中心にコンビニでの購入が増えている。
次に、時間帯別の購入数量について、消費者モニターの属性別でみてみよう。
例えば、カップめんは、午前10時~午後1時台は既婚男性、午後6~9時台は未婚男性の購入数量が多い。
とはいえ、午前10時~午後1時台の既婚男性の購入数量は前年同期比で-9.6%と減少。午後6~9時台の
未婚男性の場合も、より減少幅の大きい-16.2%へと縮小した。
チョコレートの場合は、午後6~9時台の未婚女性の購入数量の多さが群を抜いている。しかし、この
場合も、その購入数量は前年同期比-19.2%と2割近く減少している。
アイスクリームの場合も午後6~9時台の減少率をみると、やはり未婚の男女で手控えが目立つ。
☆★☆-----以上をマーケティングに生かそう!------------------------------------------
・アイスクリームやチョコレートの購入減について、食品市場に詳しい宮城大准教授の高力氏は、「若者が
より安いドラッグストアや家電量販店の菓子売り場などで買い回るようになった影響が大きい」と分析
しています。カップめんについては「話題性のある新製品が少なくなったことも一因」とみています。
・今回の調査の数値が出れば出るほど、驚くほどの減少幅に、コンビニ神話がどんどん崩れていく音が
聞こえる気がします。大袈裟ではなくびっくりしました。ここまで来ているかと。
・コンビニ利用をリードしてきた未婚者に焦点を合わせた商品政策(MD)からの転換の必要性が強まって
いるといえます。
・缶チューハイは、数少ない成長分野です。
「日経消費ウォッチャーから現在を知るマーケティング 318号」から
使い切り消費がコンビニ変えるVol.2
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■■■■■2010.5.26■■■■
日経消費ウォッチャー
「使い切り消費がコンビニ変える」のおはなしVol.2
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第317号の話題も、「使い切り消費がコンビニ変える」のおはなしVol.2です。
日経消費ウォッチャーに掲載された記事で、日経産業地域研究所が2010年3月に調査し、
首都圏と近畿圏(各30km圏)に在住の20~60代の男女900人(首都圏600人、近畿圏300人)を対象に郵送法で実施。
788人から回答を得ました。回収率は87.6%。
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冷え込む浮動層消費 「2年前より利用減」のトップは弁当
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使い切り消費がコンビニ変える
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では、消費者のコンビニ利用頻度はどのくらいだろうか。
郵送調査からみると、自宅近くの場合は「週に1~2回」が29.1%で最も多く、「月に1~2回」(28.7%)が
これに続いた。
通勤・通学先近くのコンビニの利用も傾向は同じだ。
なお、自宅近くと通勤・通学先近くの双方で週1回以上利用しているヘビーユーザーは全体の28.6%を占める。
年代別のヘビーユーザー比率をみると、20代の43.4%が最も高い。
未婚男女はともに4割を超えた。
「自宅近く」と「通勤・通学先近く」のそれぞれについて、2年前と比べた最近1年間のコンビニ利用頻度を
尋ねた。
商品の購入だけでなくサービスの利用も含めた回答でATM利用のようにレジを通過しない場合も含むと
みられるが、「減った」という人が自宅近くの場合で全体の17.6%、通勤・通学先近くの場合で同10.8%と
1割を超えた。
自宅近くの場合、特に「減った」が多かったのは既婚女性だ。特に非共働きの既婚女性(専業主婦ら)では
純増幅が-10.5ポイントと減少が大きい。
通勤・通学先近くでは、非共働きの既婚男性で純増幅が-4.4ポイントと減りが目立つ。
節約志向の先鋭化に加え、コンビニ利用が変わったもう1つの要因が、残業減など生活そのものの
変化だ。調査で、働いている人に「2年前に比べた平日の退社時間の変化」を尋ねたところ、「早く
なった」が19.2%と2割近くいた。
これらの人では通勤・通学先近くかを問わず、2年前よりコンビニの利用が減った人が多い。
実態、自宅近くのコンビニについて、「早朝(日の出から午前11時前まで)」「夜(日没から午前11時前
まで)」「深夜(午後11時以降)」の時間帯別に分けて、2年前と比べた利用の増減を尋ねたところ、退社
時間が早まった人では「夜」と「深夜」の双方で、「減った」が働いている人全体を大幅に上回った。
では、具体的にはどんな商品・サービスの購入を減らしているのだろうか。
約70の主な商品・サービスを挙げ、この1年間の購入・利用率や2年前と比べた利用の増減も尋ねた結果から
みてみよう。
減りが際立っているのが、「弁当」。純増数は-13.3ポイントと減りが1割超だ。以下、「雑誌」、「中華
まん」、「アイスクリーム」と続く。
主な商品・サービス約70のうち、2年前比の純増幅が一番大きかったのは、「ATM」(12.2%)だった。
導入店舗の増加に加え、大手銀行の店舗統廃合による銀行支店ATMの減少、クレジットカードでの
キャッシング利用が高まっていることが原因とみられる。
物販で検討したのは、「茶飲料」だった。以下、「たばこ」、「宅配便」と続く。
一方、「2年前より利用が減った」と答えた人に、何を減らしたか尋ねた質問では、自宅近くでは「自分
で食べる間食」を減らした人が36.7%で最も多く、通勤・通学先の近くでは「通勤・通学先で食べる昼食」
を減らした人が5割と多かった。
☆★☆-----以上をマーケティングに生かそう!------------------------------------------
・残業が減り、以前より退社時間が早まれば、勤め帰りに立ち寄れる店の選択肢も増える。これは他業態
と比べたコンビニの優位性を弱めることになります。
・参考までに、退社時間が早まった人は、2年前に比べた小遣い金額も「減った」という人が29.5%に
達し、働いている人全体より9ポイントも多い。このような懐事情もコンビニ離れを促しています。
・コンビニにとって弁当は、ドル箱の時代がありましたが、すでに過去のものなのですね。
時代の推移は速いです。それくらいのインパクトがあるくらい「弁当」の純増幅はマイナスで断トツの
1位でした。
・好調そうに見えるデザート類の純増幅でさえ-3.3ポイントの減りです。
「日経消費ウォッチャーから現在を知るマーケティング 317号」から
「使い切り消費がコンビニ変える」
■■■■■2010.5.25■■■■
日経消費ウォッチャー
「使い切り消費がコンビニ変える」のおはなしVol.1
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第316号の話題は、「使い切り消費がコンビニ変える」のおはなしVol.1です。
日経消費ウォッチャーに掲載された記事で、日経産業地域研究所が2010年3月に調査し、
首都圏と近畿圏(各30km圏)に在住の20~60代の男女900人(首都圏600人、近畿圏300人)を対象に郵送法で実施。
788人から回答を得ました。回収率は87.6%。
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若者も衝動買いにNO! 節約志向で夜間利用減る 「2年前より利用減」のトップは弁当
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使い切り消費がコンビニ変える
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コンビニエンスストアの利用が急速に変わり始めた。
2008年9月のリーマン・ショックによる世界同時不況を経て、節約志向が一段と先鋭化したのが原因だ。
ムダ遣い削減の内食回帰を受け、主要商品の弁当は購入を減らした人が急増。
時間帯別の購入分析では、立ち寄ったついでの衝動買いが多い菓子などで夜間の購入手控えが進む。
食材の使い残しまで目を光らせて買うものを絞り込む「使い切り消費」の強まりは、気分任せの浮動層
消費を縮小させ、生活に根ざした売り場への変更を迫る。
固定層消費の拡大に向け、各社の取り組みが進む。
4月、都内で開催された大手コンビニ各社の2010年2月期決算発表。
席上、各社のトップからは、新しいコンビニづくりを目指す発言が相次いだ。
前期の既存店売上高はいずれも前年同期比マイナス。
タスポ効果が一巡した7月以降、苦戦は懸念されていたが、予想以上に業績が悪化している。
日本フランチャイズチェーン協会がまとめるコンビニ統計では、5%前後の客単価の低下が続く。
コンビニ利用の時間帯のピークはいつか。
09年3月~10年2月のコンビニでのモニター100人あたりの年間購入数量を時間帯別にみると、午後
6~9時台が4034個(全時間帯の29.1%)と飛び抜けて多い。
これは弁当やPBなどを含む、コンビニでの大半の購入をカバーしたデータである。
ピークの午後6~9時台は特に未婚者で男女とも購入数量が多い時間帯だ。
深夜とともにコンビニ利用の特徴となってきた。
ところが、各時間帯の購入数量の前年同期比増減率をみると、1割超の大幅減となった午後10時~
翌日午前1時台に次いで、午後6~9時台は-9.1%と減少が大きい。
未既婚・男女別にみると、午後6~9時台の100人あたり購入数量の減少率が最も大きいのは未婚
女性で、-17.9%だった。
未婚男性も-11.5%と減少率は2ケタ台で、大きかった。
☆★☆-----以上をマーケティングに生かそう!------------------------------------------
・今回の調査で、消費者のコンビニ離れが鮮明になってきました。
・従来よりコンビニの商品は割高、というイメージが多くの人の間に浸透していて、この不況期に
影響が出てきたのと、大手スーパーの夜間営業時間の延長やネットスーパーの成長も要因として
挙げられます。
・コンビニでの消費者の代表格だった20代の若者の深夜利用がここまで急減すると、相当な減収
要因になることは当然のことです。
・コンビニ神話が崩れると、いよいよ商売もより大変な時代に突入した、と思えてきてしまいます。
「日経消費ウォッチャーから現在を知るマーケティング 316号」から
的確にプレゼンの本質がつかめる一冊
『プロフェッショナルプレゼン。』小沢 正光
http://www.amazon.co.jp/dp/4844326228/ref=nosim/?tag=sckabb-22
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必要ありません。的確にプレゼンの本質がつかめる一冊。
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■的を外さないためにも、話の中心となる軸を、明確にし
ておくのである。「いろいろ話しますが、結局、ひとこ
とでいえばこれです」という部分。そこがはっきりして
いれば、理解にブレがない
■プレゼンの「相手」は、原則としてプレゼンの意思決定
者だと思っていい。「相手」はあくまで個人であって、
組織ではない
■プレゼン成功のキーワード
「ひとこと化」「ざわざわさせる」「小6レベル」
■プレゼンはあくまで受け手に判断の材料を示す場だ。
大切なのは、結論とその根拠が理解されることであり
おもしろいかどうかなど論外だ
■なぜ自分たちのプランは選ばれなかったのか。どこが
まずかったのか。真摯に教えを乞えば、ほぼ間違いな
く相手は応えてくれる
「【1分読書】ビジネス・広告・販売・マーケティングに使える読書」から
広告の近未来2009.06.19
オンライントラフィック調査会社ComScoreによると、マイクロソフトの新検索
エンジンBingは第2週のアメリカでの検索シェアで、12.1%に達したという。
http://bit.ly/xX9xi
◇CTRを葬り去るために
オンライン媒体業界団体OPAは、47のオンライン媒体社の200のサイトで80の広告主の
キャンペーンを分析し、バナー広告などでクリックスルーだけでは測れない効果を
示した調査「The Silent Click: Building Brands Online」を発表した。
http://bit.ly/oQvGu
◇航空会社JetBlue、LA便のプロモーションにYouTubeセレブ便
米航空会社JetBlueは、新しいロサンゼルス空港乗り入れに際して、NYのJFK空港
からLA空港のフライトに、ワイヤレスインターネットを入れ、 YouTubeのスター、
Kevin Nalts、Delphine Dijon、Justine Ezarik、Meghan Ashaなど無料で乗せる。
http://bit.ly/BBKsM
◇物議は最高のPR
NY、Sohoに出されたCalvin Klein Jeansの屋外広告が様々なメディアで取り上げ
られている。
http://bit.ly/UXk0j
◇[今日のおまけ]カントリーミュージックファンの50%のみが家にインターネット
アクセスがある
米カントリーミュージック協会(Country Music Association)が7500人の
アメリカ人を対象にした調査をしたところ、50%のみが家でインターネットアクセスが
あると答えた。
http://bit.ly/TEHYF
■今日の解説
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◇CTRを葬り去るために
他のメディアと比べて、クリックやコンバージョンなどより明確なデータが取れると
いうことを売りにしてきたネットメディアだが、その結果、ダイレクトレスポンスの
ためのメディアであるという認識が強くなり、CTR(クリックスルー率)などが唯一の
効果測定の指標のようになって、検索広告だけが効果があるという感じが広がって
いる。ここ数年、欧米でのバナー、ビデオ、リッチメディア広告などのサービス会社、
媒体社は、その広告主の認識を変えるために、様々な調査を発表し、最後のクリック
(通常はブランドキーワードでの検索から)が、他の広告活動から生まれていることを
示すことが数々示されている。日本で言うと、焼畑だけをつくるのではなく、市場を
拡大するための活動が必要ということだ。
今月30日に行われる日経ネットマーケティングフォーラムのパネルディスカッション
「【主催者企画Power Panel】Beyond the CTR 次世代ネット広告の可能性」でも、
ブランディングとダイレクトレスポンスの関連について、マイクロソフトと広告
コングロマリットHavasの取り組みなどを紹介し、また「ソーシャルメディアは新たな
CRM」ということについても触れたいと考えている。短い時間だが、このあたりが
日本でどう見られているのかを議論できればと思っている。ご興味のある方はこちらを
参考に。http://bit.ly/391yv
今春の大学・短大などへの新入生の意識
日経消費ウォッチャー
新入生の意識のおはなし
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第106号の話題は、新入生の意識のおはなしです。
日経消費ウォッチャーに掲載された記事で、2009年3月に日経産業地域研究所が調査を実施しました。
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新入生、「就職できるか不安」6割
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今春の大学・短大などへの新入生の意識
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「学校の講義で最も学びたいこと」では「就職に役立ちそうな知識や技術など」が57.2%で過半数。08
年3月の同内容の調査での55.3%をわずかに上回った。
「就職にそれほど役立たなくても自身の関心の高い専門知識など」は37.4%で、昨年の42.3%を下
回った。特に女性では昨年の42.7%から34.6%と下げが目立つ。
「学校の勉強以外で特にやりたいこと」(3つまで選択)では「アルバイト」を挙げた人が54.2%に達し、昨
年調査をわずかながら上回った。
「おしゃれ」や恋愛、「遊びなどを楽しむサークル活動」は昨年調査と同様に2割強にとどまった。「友人と
話す」は昨年の26.9%から21.9%とやや下がった。
一人暮らしを始める人の1ヶ月あたりの生活費(家賃、光熱費、学費は除く)は平均4万4107円で、昨
年をやや上回った。
家賃(管理費を含む)は4万9494円から4万8121円に下がった。「仕送り・小遣い」は6万866円から6
万9390円と大きく増加した。アルバイトで稼ぐ額は4万5824円から4万9149円と、増加した。
「新たに買う(買った)もの」では、パソコンは昨年と同じ5位だったが、回答率は昨年の44.0%から50.2
%と大きく上がった。薄型テレビも27.7%から35.1%に上がった。
親元を離れる人たちが新たに買う(買った)耐久財の総額で「10万円以上」は66.8%で、昨年の70.3%
を若干下回った。「20万円以上」は男性35.9%(昨年34.8%)、女性36.2%(同41.7%)で女性の下げが目立つ。
「生活費が余ったら、できるだけ貯金したい」という人は67.6%とほぼ3人中2人。「余計な出費はできる
だけしたくない」も60.0%と多数を占めた。
「学校卒業後にすぐ就職できるかどうか不安だ」は62.9%。「政府に不景気を早く何とかしてほしい」は
49.1%だった。
☆★☆-----以上をマーケティングに生かそう!------------------------------------------
・首都圏でも自宅から通う学生が増えているらしく、地方からの出て来て一人暮らしを始める人が減少
傾向にあり、裕福な家庭しかできないとなると、仕送り額の大幅な増加はうなずけます。
・大学では学生時代にしかできない経験をしなさい、とはよく言ったものですが、今の状況ではそのよう
き気分も将来への不安から昔よりは減退しているのでしょうか。
・向学心の衰えや、入学に向けた購入額の減少は女性の方が顕著なのは男性より現実的だからなので
しょうか。
・学生の4割強が「無事に一生を過ごせるかどうか不安だ」と答えている現在の社会は、今までのような
夢を与えるものではなく、異常事態が発生しているのではないでしょうか?
・学生が就職や一生のことを心配しているような中で、若者を相手にした商売はますます困難を極めて
いくのかもしれません。
「日経消費ウォッチャーから現在を知るマーケティング」から
社長の勢いが企業の勢いに直結する。トップは常に元気でなければならないのだ。
■□■ 眼鏡にかなう18900円 メガネトップ
□■□ 全店舗2度巡回 業態転換を決断
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今日は、2009年3月期の連結経常利益が3年連続で過去最高を更新した、
メガネトップに関する記事です。
■「ライバル店のチラシにドルチェ・アンド・ガッパーナの眼鏡が2万
円で載っています」。「早速仕入れて18900円で販売しよう」──。
■メガネトップの朝は午前4時に始まる。社長をはじめ取締役、部長な
ど幹部30人余りが自宅から電話やメールで連絡を取り合う。
■冨沢社長は「均一価格だと接客の強みを生かしやすい」と話す。‥‥
店舗従業員たちは販売価格を気にせずに、顧客の商品選びにつきあえ
る。
■年代別で特に強いのが45~55歳の層。一定の品質は欲しいが支出を抑
えたいという声を吸い上げている。
■当時、眼鏡業界は若者を意識した超低価格帯と、中高年向けの中高価
格帯に市場が2分。冨沢社長は「その間げきを縫う価格設定なら勝ち
残れる」と踏んだ。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●縮小を続ける眼鏡小売市場。記事によれば、眼鏡専門店1位の三城
ホールディングス、3位メガネスーパー、4位愛眼はここ数年、売上高
が減少しています。
●そんな中、唯一、右肩上がりなのがメガネトップ。記事に「快進撃」
と表現されていますが、この言葉がピッタリと思えるほどの急成長ぶ
り。特に、06年10月から始めた「眼鏡市場」が好調です。
●冨沢社長は、05~06年にかけて全店舗を2度巡回したとのこと。同社
ホームページで「店舗数の推移」を見ると、当時でも400店強あった
ことがわかります。これを2度巡回!
●また、冨沢社長は同社幹部の中でも「一番の早起き」で、朝4時から
幹部30人余りと連絡を取り合うとのこと。
「競合店の価格や店舗従業員の接客方法など情報を共有し、迅速な
対応をとるため」
です。
●この社長のパワーが同社の躍進を支えていることは間違いありません。
06面に関連記事がありますが、冨沢氏は米国進出もお考えのようで、
「今度はまたゼロから事業を起こす苦労や楽しみを味わいたい」
と語っています。根っからの企業家、という感じですね。
●全店舗を回り、消費者が求めているのは「品質」と「明朗価格」であ
ることを突き止めた氏は、18900円均一業態「眼鏡市場」への転換を
決断します。
●これが45~55歳に受け入れられているとのこと。45歳といえば、老眼
の症状が出てくる年齢です。視力が高かった人も低かった人も眼鏡店
に走ります。
●さすがに数千円の安い眼鏡を買うのは恥ずかしいけれども、3~4万円
もの支出は痛いという年代。私(47歳)がまさにそうなので、気持ち
はわかります。
店内の商品はすべて同一価格。見栄を張る必要もなし。18900円で
遠近両用眼鏡が買えるなら、ここを利用するでしょう。
眼鏡市場⇒ http://www.meganeichiba.jp/
●さて、あなたは、
・自分のエネルギーの源泉
を知り、汲み上げる活動を行っていますか。
●冨沢社長がなぜここまでパワフルなのか? 1つには大きな夢、目標
をお持ちであることが要因であろうと思われます。
社長の「元気」は、企業にとって非常に重要。何がパワーの源かを知
り、常に積極的に行動しましょう。
「日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術」から
