嗚呼神様、お願いです。
彼女を天国へ導いて下さい。
後から逝ける様に
生きていきますから。


親父の車だけど
ドライブしてたんだ。
遠出って訳じゃないけど
それは素敵なデート。

突然の出来事
目の前の車が急に止まった。
ブレーキにハンドル
出来る限り頑張ったけど
二度と忘れる事の出来ない
彼女の叫び声だけ頭に残った。


嗚呼神様、お願いです。
彼女を連れて行かないで
天国になんて何処にあるのさ
だから連れて行かないで


目覚めると雨が降っていた。
沢山の人だかり
目には血が入って来るけど
そんな事どうでも良い。
彼女に手を延ばし
そっと抱き起こしす。
『少しの間だけ、抱き締めていて』
彼女の言葉に重ねた唇。
最後のキス。
どんなに強く抱いてみても
彼女を留められなかった。
そして悟ったよ。
その時、愛も人生も全てを失ったんだって。


何で神様、お願いしたのに
こんなに心からお願いしたのに
これからは彼女に会う為に生きて行くよ
天国で待っているから

君の暖かさに僕の心が溶けていく
ありがとう
君と一緒で良かった

黒は行ってしまった
橙も行ってしまった
緑は残ってくれた
いつまでも僕の孤独と一緒にいて欲しい



僕はまた一人になったよ
信頼は崩れるものさ
違う
最初から信頼なんてなかったんだ

そうだよね


僕は間違えているのかな?
信じる事自体が間違いなのかな?
違う
希望は何処にでもある
見えないだけなんだ


不可能を願っては
自分の無力を悟り
見失うんだ可能性
モザイクなんてないのに

さ迷う事には意味がありますか?
この旅に終わりはありますか?
愛情に返答は必要ですか?
鼓動を止められないのは何故でしょうか?

お前は今日も無口で




周りにいる沢山の人達
友達って呼ばれる集団さ
なのに
集団にいるのに孤独なのは何でかな?


やっと心を開ける人を見つけたよ
信頼って言葉が良く似合う
でもね
またいなくなってしまった



心を開く度
相手を傷付け
いつも謝っている
全然前に進めないよ


求め続けるのは何故でしょう?
結局最後はいつも一人なのに
この存在が邪魔なのでしょう?
愛情を一時の感傷にしてしまえば

お前はいつも無口で


黒は行ってしまった
橙も行ってしまった
緑だけが傍にいる

お前の孤独が温かくて
違うんだ
傷付けるつもりなんて無かった
僕はただ、生きていたんだ

いつもの様に
君が呼んでくれるのを待ってた
たまにしか会えないから


暗い部屋の中で
あの日もずっと
待っていたんだ


君に逢えるのを
待っていたんだ
チャンスは少ないけど
アピールしたくて

心までは切れなくて
君の中には入れなくて
鋭利な僕は駄目でしょうか?
もっと近くにいたいだけなのに




誤解だよ
傷付けるつもりなんて無かった
力の向きが悪かったんだよ

僕はただ
固く真っ直ぐに前だけを
見ていただけなのに


明るい外の世界で
血と油にまみれて
輝いていたいんだ


光を反射させて
輝いていたいんだ
他には何にも
出来ない身だから

心までは映せなくて
いつも鏡に嫉妬する
鈍い光では無駄でしょうか?
もっと傍に行きたいのに


君を傷付けたのは
僕の身体さ
いつもこうなんだ

いつも誰かを傷付けている
何度も何度も繰り返し
他に何が出来ましょう?
固くただ真っ直ぐなこの身に


君の敵を切りつけて
ずっと君を守ってあげる
他に何が出来ましょう?
反射だけで光らないこの身に