風を防いでおくれよ
火が消えてしまうよ
雨を弾いておくれよ
東へ行けないよ

声を防いでおくれよ
気が萎えてしまうよ
音を弾いておくれよ
記憶が磨り減るよ

ぽつぽつぽつ 一粒 雨垂れ手に染みる
ぽつぽつぽつ 一粒 まただね


風切り巻いて言葉は
刃を纏った
編みきれないで毛玉は
寂しさ助長した

ぽつぽつぽつ 一粒 雨垂れ手に染みる
ぽつぽつぽつ 一粒 一粒 まただ

ぽつぽつぽつ 独りで固まりながら傘に守られてる
ぽつぽつぽつ
正しくたって間違えたって良いのになぁ 願わくばこの世界の真上には綺麗な月が眠っていて欲しい
わずかな太陽で身を焦がして生きるそう まるで道端で邪険にされる緑色と大差ないさ 誰も同じような道端で邪険にされる緑色なのに
区別と差別は違うんだ 君と僕とは違うんだ 朝と夜は違うんだ 月に太陽が昇る瞬間 世界には区別すらなくなる
見えるからいけないんだ
見えるからいけないんだ
もっと見たいもっと見たいそればっかりで
透明な傘に守られて
コックピットから空を見上げいる
冷たい雨は弾いてしまえ
辻舞う風を防いでしまえ
紡いだ言葉を外に出したら居場所がばれるよ
声は圧し殺してそっと、そっと目を開けるんだ
今日の月は何色だ
月に太陽が昇る頃には