君の横顔に少年は見とれていた
温度を感じさせない透明な肌に触れたかった
欲 望のままに
命の反応を知りたかった
少年は息をのみ呼吸を殺した
君の肌まであと数センチ
自分の限界よりも
欲望の強さよ
青春の儚さよ
自分以外の命が知りたくて
異性の鼓動を調べたくて
君の胸を切り裂いた
生ぬるい血液の海に横たわる少年
その目には恍惚が宿る
まだ脈を打ち続ける暴かれた胸に口づけながら
一言だけ、呟いた
「きれいだね」
少年は君を愛していた
誰よりも強く 心から君を愛していた
心臓の管を己の首に結び
まるで鼓動を溶け合わせるかのよう
完全に君と一つだった
生ぬるい愛情の波を掻き分けた少年
その顔は自信で溢れる
白一色になった君を頭から纏いながら
一言だけ、呟いた
「きれいだね」
少年は君の横顔を愛していた
そして
血液を
心臓を
骨を
全て
心から愛していた
温度を感じさせない透明な肌に触れたかった
欲 望のままに
命の反応を知りたかった
少年は息をのみ呼吸を殺した
君の肌まであと数センチ
自分の限界よりも
欲望の強さよ
青春の儚さよ
自分以外の命が知りたくて
異性の鼓動を調べたくて
君の胸を切り裂いた
生ぬるい血液の海に横たわる少年
その目には恍惚が宿る
まだ脈を打ち続ける暴かれた胸に口づけながら
一言だけ、呟いた
「きれいだね」
少年は君を愛していた
誰よりも強く 心から君を愛していた
心臓の管を己の首に結び
まるで鼓動を溶け合わせるかのよう
完全に君と一つだった
生ぬるい愛情の波を掻き分けた少年
その顔は自信で溢れる
白一色になった君を頭から纏いながら
一言だけ、呟いた
「きれいだね」
少年は君の横顔を愛していた
そして
血液を
心臓を
骨を
全て
心から愛していた