夢みたいな話だね
僕は迷わず頷く
笑わなきゃ話せないよ
君は空を向いている

虚ろい出す街の明かり
空はどんどん暗みを増す
儚い故に美しいなんて
イタズラな猫が笑う


君が泳ぐのなら
草原は踊りうねる
風がかき揚げたら
君は高く飛び立つ




夢を現実にして
君は夜空を舞う
見上げなきゃ見れないよ
涙がこぼれてるから

ふわりふわり雲に
寝転びながら見下ろしてる
儚い故に美しいなんて
体現しなくていいのに


きっと歌えたなら
夜は静かな楽団で
星空はステージさ
宇宙の声がする



両手をそう、真っ直ぐにして
なるべく沢山の風を集め
儚い故に美しい命
夜空にまた一つ


雲を超えたんだね
そろそろ地球を見下ろせるかい?
月の裏側には
君の居場所はないさ

風が吹き止んだよ
それが約束を忘れられる合図
声が聞こえたなら
僕らはまた出会える

風は夜を過ぎていく
生ぬるい夏の夜