凄く素敵な唇をしてるね
とても魅力的だよ
そんなに疑わないで
もちろん
心から言ってるんだ
当たり前さ
だって
僕はいつだって
その唇を素敵に思ってた
滑らかに開閉する動きが
とめどなく唾液を溢れさせて
僕を虜にするんだ
お願いだから傍に来て
もっと間近に感じたいんだ
出来るなら直に感じたいんだ
よく湿らせて傍に来て
本当に止まらないんだね
初めて知ったよ
こんなに凄いだなんて
想像以上ってヤツさ
だって
僕は長い間
この瞬間を待ちわびていたんだ
どこまでも深く入って
ようやく一つになれるね
上唇と下唇を
この針と糸で
二度と開かない様に
縫い付けてしまいたい
薄いピンクの柔らかな膨らみを
この鋭利な奥歯で
誰かを惑わす前に
噛み切ってしまいたい
本当に凄いね
それは才能さ
どうしたらそんなに
無神経になれるんだい?
会話の何処にも意味なんてない
ボキャブラリーにセンスすらない
地面とキスさせてあげよう
早くこの車を飛び降りるんだ
上唇を鼻に
下唇を顎に
縫い付けてしまう前に
その傷口に塩を塗ってあげよう
早く意識を失ってしまえ
二度と開かない様に
その目も縫ってあげよう
その素敵な唇を