奇麗事

並べたいだけ並べて

生き抜いてやるさ


泥にまみれ

血液色に染まれば

綺麗なんて無いんだ


「残して去った優しさは芽吹いたか?」


叩き合って

成し得た今の幸せ

理解出来るか?


殺しあって

培った経験なんて

クソ同然か?


「縛り付けていた言葉は拭えたか?」

「だから無駄に年喰って若さに縋ってんだ」

涙の声、ひたすらに憶え

生きるべき糧、最初から知っていた

筈なのに

無ぇ無ぇ無ぇ



純粋なモノに

憧れを抱くのは何故?

汚れたほうが楽なのに


心を求めて彷徨う

何処に行っても無い物ねだり

捨てる程持ってるクセに


「見てくれ!見てくれ!」

目が何処にあるんだ?



「欲しか無いとは、俺は思わねぇ」


君がいたんだ

声が歌になった

君がいたんだ

星さえ掴めた


腕の中

抱えていた

傷を超え

眠るまで

足掻いてきた

もがいてきた

傷口が

この証明