特に娘が強いらしく、小学生の頃にはいろいろと話してくれていました。
『学校の帰りに、草むらから「Mちゃん、Mちゃん」って話しかける声が聞こえるねん』
『オモチャ箱から人形が「Mちゃん、遊んで」って言うねん』
そんな娘が小学生の頃に何人かお友達が、遊びに来ていた日のこと。
みんなで娘の部屋に座り、それぞれマンガを読んだりゲームをしたり。
狭い部屋にぎゅうぎゅうになっているところにオヤツを持って行くと、ぎゅうぎゅうなのに、なぜか人ひとり座れるぐらいの隙間が空けてあるのです。
『おばちゃん、そこに座ったらアカンで』
『だって、空いてるやん』
『そこは○○ちゃんの場所やから』
『○○ちゃん、て誰?』
『えっ? 』
みんなで顔を見合わせた後、一斉にこっちを見るのです。
『おばちゃん、見えへんの?』
『○○ちゃん、座ってるやろ?』
普段は感覚を閉じているので、霊の姿も見ないで済んでいるのですが、チラっと見ると...
赤いつりスカートを穿いた、おかっぱ頭の女の子がじーっと立っているのがわかりました。
『あー、赤いスカートの女の子?』
『そうそう。 なんや、ちゃんと見えてるやん』
『いつも、私らが来たら出てくるねん』
『一緒におったら楽しいねんて』
子供たちが遊びに来ると、出てくる昭和の女の子。
いつの間にか姿を見なくなりました。
みんなが遊んでいるのを眺めて自分も楽しい気分になり、満足して上がってくれたようですね

