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私は霊媒という世界に長く携わる中で、
自分の立場や役割、
そして、この力と向き合い続けてきました。
そんな中、
ある方とのお話の中で、
「本当に力のある霊能力者とは、どんな人なのですか?」
というご質問を受けました。
また、
「霊感が強いので、Sionさんのもとで修行をしたいです」
というお話をいただくことも少なくありません。
けれど、
私が重視しているのは、
“霊感の強さ”ではないのです。
本当に力のある霊能力者とは、
単に特殊な感覚を持つ人のことではない。
長くこの世界に身を置いてきた中で、
私はそう気づいたのです。
生まれつき霊感が強く、
霊能力者を名乗っている人はたくさんいます。
実際に、
透視や霊視といった感覚に長けている人もいるのでしょう。
けれど、
私自身が「この人は本物だ」と感じる人には、
ある共通した印象があります。
それは、
頭頂部から背後にかけて、
後光のような光を感じることです。
もちろん、
これは私が霊媒に携わりながら積み重ねてきた、
長年の経験から思うことであり、
目に見えるものではありません。
ですが、
そうした人は決して多くないのです。
そして、
そう感じる人ほど、
必要以上に自分の力を誇示しません。
むしろ、
見えない世界への畏れや責任感を持ちながら、
現実の中で自分自身を律しています。
一方で、
鋭い感覚を持っていたとしても、
それだけで真の霊能者だとは、
私は思っていません。
おそらく、
何らかの存在の力を借りている場合もあるのでしょう。
けれど、
本当に大切なのは、
何が見えるかではなく、
その力をどう扱い、
どのように生きているか。
そこに、
その人の本質は現れてくるのだと思います。
霊能力者の役割とは、
単に見えないものを伝えることではなく、
天と地を繋ぎ、
見えない世界と現実の間に立ちながら、
必要なものを届けていくことなのではないでしょうか。
見えない世界ばかりに意識が向けば、
現実を生きる力を失っていく。
逆に、
現実だけに飲み込まれてしまえば、
人は本来の感覚や心の声を見失っていく。
だからこそ、
その両方に触れながら、
人としてどう生きるのかが大切になるのだと思います。
私は、
本当に力のある人ほど、
特別な存在として目立とうとはせず、
与えられた役割を受け止めながら、
人や人生に誠実に向き合っているように感じています。
見えない世界を扱うということは、
人の心や人生に深く触れるということ。
だからこそ、
そこには責任が伴います。
言葉ひとつで、
人は前を向くこともあれば、
逆に立ち止まってしまうこともある。
だから私は、
何を見せるかよりも、
どう関わるかの方が大切なのです。
見えない世界に触れる立場だからこそ、
霊能者自身の生き方や在り方が問われる。
何が見えるかではなく、
その力をどう扱い、
何を背負って生きていくのか。
私は、
その境地に自ら辿り着ける人が、
真の霊能者になれる人なのだと思うのです。
最後までお読みくださり、
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