見てきました。





最初、『大統領の陰謀』だと思ってたんですが、『大いなる陰謀』だったよ・・・・。

(邦題が)



ロバート・レッドフォード監督作品で、主演がトムクルーズ、メリル・ストリープ、そしてロバート・レッドフォード。

むかし、レッドフォードが『大統領の陰謀』っていう映画に出てたんで、それに引っ掛けて邦題つけたのかも。







でも、原題は「Lions for Lumbs」

最初見たときは

・・え・・?・・・・ヒツジの為のライオン…・・・?逆じゃね?


…と思ってましたが(英語力はそんなに無い)



ヒツジに率いられたライオンってことらしいです。

作中で出てくる解説によると。




臆病者のヒツジに率いられた、勇敢なる動物であるライオン。


イラク戦争でタリバンと戦うアメリカ軍の有り様を、例えた言葉。





だから、全然「大いなる陰謀」なんじゃないんですよね(汗。

多分邦題、つけ間違ってるって言うか、なんだ適当につけたのかよ!みたいな。




でも、本編は、おもしろい。


ストーリーは、こうだ。

ブッシュの腹心で、イラク戦争の作戦を打ち出す議員と、ジャーナリストの女の会話。

政治の現状に幻滅して自暴自棄に振舞う学生と、ハーバードの政治学教授の会話。

そして、イラクに志願兵として行っている教授のもと教え子である優秀な学生2人。

作戦の途上で、2人は危機的状況に陥っている。

議員室と、大学教授の研究室と、そしてイラク戦争の現場。

・・・・・この3つの場面が錯綜し、膠着した戦争状況を打破する新たな作戦をめぐって、話しは展開する。






・・・・・・・・・・・・・・いや、色々目につくところはあります。確かに。






結局、共和党(ブッシュのいる党ね)の政策が、イラク戦争が、間違っていた事を非難する映画で。

民主党のためのプロパガンダの映画です。一言でいえば。

次の選挙を控えて、アメリカ人心を動かそうとして作ったんでしょう。

選挙に勝つ為に(民主党が)



レッドフォードさんが、きっと民主党支持なんでしょう。





しかも、殆どが会話。

アメリカの行いはどうなのか?

イラク戦争の現状をどう見るのか?

アメリカの政治の現状はどうなのか、っていう話題。

(それを日本人が見るのよね)




でも、たとえそんなプロパガンダでも、


たとえレッドフォードの心情的に書かれたストーリーでも、


イラク戦で死んだ兵士が美化されていたとしても。





そこら辺は冷めて見たらいいんだけど。






でも、日本の現状からみれば、そんな国の行く末に熱くなれるのは、少し羨ましい。


政治にそんなに関心のある人なんていない。

大学生は(おいらも含めて)政治家の名前もあんま知らないし。

政治の政策決定にも、正直あんまり関心は持ってないだろう。


映画のなかで、荒れてる学生は、政治に「幻滅して」荒れてたわけだが、幻滅するほど日本人は政治を見つめていないし。



…ま、お国柄もあるけれど。




なかには、日本で政治に「熱く」なってる人もいますが。

それは、絶対戦争許せないだとか、女性の地位向上とか、ガソリン税とか、右翼とか。

なんだか、冷静な議論にはなってない感じの感情論的なイメージがあるし。

なんだか、国家の方針じゃなくて、個人の利害に立脚してる気がするし。







ジャーナリストも、映画の中の人みたいにものの見える人は、あんまりいないと思う。

国(政治家)と論戦したりするような人は、あんまりいないと感じる。

いても、本を書いている人くらいで、TVとかにはいなそうだし。

それより、バラエティの方が忙しそうだし。







・・・・・・・・んなことをウダウダ考えた映画でした。

だから、騙されてみると、結構おもしろい。

突っ込みどころ満載なものが、駄作なわけでは無いわけで。


欠点の多い批判し甲斐のあるテキストは、勉強になるのと同じで。




・・・・うっわ、なんだか眠いと考えが真面目になってダメだにゃー(眠い時だけか)