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画像はなかったんですが、邦画。




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・・・僕は自由になりたい。

死ぬのは怖いけど、

自由になりたいんだ。




一緒に暮らしてた、愛している女。

結婚しようと式場を予約した。


喜んでくれると思ったのに、

ふざけんな、変態男!と罵られ。

気がついたら、首に手を回していた。


女は動かない。

彼は放心状態のまま、いつものHPにアクセス。

携帯を取り出して、幼馴染みの子分にメールする。




一方、彼の幼馴染みはといえば。

うだつの挙がらぬコンビニのバイト。

嫌気がさす毎日。


幼馴染みからのメール。

なぁ、一緒に自由にならないか?



そのサイトは、1週間後に集団自殺をしようというサイト。

Growing Growing


死ぬのは怖いけど、自由になりたい。

ほんの軽い気持ちで、2人の凸凹コンビは自転車を漕ぎ出し、決行場所の静岡へと旅にでる。


自由への旅路だ。

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そんな、あらすじかな。

シュールで飄々としたコメディタッチで進む物語。

現代人は、けっこう共感できるんじゃないだろうか。


自殺サイトや集団自殺が問題になって。

練炭自殺もニュースになる。


良くないとは思う。

でも「漠然とした不安」に駆られて、死にたいと思う現代人はかなりの数に上るんじゃなかろうか。

芥川じゃないけど。



そんな人々に、旧来の道徳や倫理を振りかざしても無駄だと思う。

命は大切で、死んだら周りが悲しみますとか。


そうではなく、明るく(ないけど・・・)、もう死んじゃえばいいじゃない!っていう感じで、突き詰めた先に、何があるのかを追求した作品。

それを意図したかは知らんけども。




私は、この作品は実験的で、いい作品だな、と思いました。

自分に自信がありすぎて、殺られる前に殺る、っていうスタンスの人には共感できないかも。

むしろ、殺られるんなら殺られてもいっか・・・とか、そんなことしたら自分の良心の呵責に耐え切れないので、死ぬ方がいいです、という奇特な人には、共感できる作品かも知れません。



ちなみにメンヘル気味な人がみて、鬱になっても知ったこっちゃないので、よく考えてから見てね。