「海の王者決定戦・G1」(9日、大村)
1号艇で人気を集めた井口佳典(42)=三重・85期・A1=が
インから押し切って1着。
G1は19年1月蒲郡周年以来となる15回目、
通算では72回目の優勝を飾った。
本命決着となった。
6日間の総売上額は90億3434万2600円で、
目標の70億円を大幅に上回る大盛況だった。
(デイリースポーツ)
持ち味の速攻戦でライバルを一蹴した。
井口がインからコンマ09の快Sから堂々と逃げて
自身15回目のG1Vを飾った。
1月からつ周年、5月徳山周年と
優勝戦の1号艇を手にしながら、惜敗が続いたが、
悔しさを力に変えて結果をつかみ取った。
「今年はからつ、徳山と1号艇で惨敗していたので
緊張したけど、自分を乗り越えられたかな」
とホッとした表情でVの喜びをかみ締めた。
次節には
SG・グランドチャンピオン(23~28日・宮島)が控えている。
「まだまだ始まったばかり。
緩めることなく、グランプリを目指して
一走一走頑張っていきたい」と、Vに慢心することもなく、
今後の戦いに気を引き締める。
この優勝を弾みに、年末を見据えながら
大舞台でも存在感を示していく。