「金亀杯争覇戦・G3」(15日、松山)

 平原康多(37)=埼玉・87期・SS=が

打鐘4角カマシで押し切り優勝。

1月の大宮記念以来、

通算では22回目のG3優勝を果たした。

2着に諸橋愛(新潟)、3着に松浦悠士(広島)が入った。

なお、6Rのブロックセブンは地元の佐々木豪(愛媛)が制した。

(デイリースポーツ)

【写真】松山G3をPRするキャンペーンガール

 ライバルを力でねじ伏せた。

平原が打鐘4角から一気にカマシして先行し、

そのまま押し切り優勝。

「バックくらいでは諸橋さんの優勝かと思ったけど、

まさか逃げ切れるとは」

と今年2回目の記念優勝に笑顔を見せた。

 レースは赤板でインを切った松浦を先頭に

打鐘を迎えたが

「松浦君が待っていたし、

根田君に行かれるとチャンスがない。

腹をくくった」と4番手からすかさず踏み上げ、

主導権を奪取。

別線を完封する力強い内容でVゴールを駆け抜けた。

 「昨年はフレームで試行錯誤してレースで失敗したが、

その失敗がつながっている。

自分のしたい走りができるようになってきた」

と確かな手応えを得ている平原。

次走のG2・ウィナーズカップ(26~29日・福井)でも

強さを存分にアピールする。