サッカーのスペイン1部は8日、各地で試合を行い、

首位レアル・マドリードは敵地でベティスに1─2で敗れ、

ライバルのバルセロナにトップの座を譲った。(ロイター)

 先制点を許したレアルは

前半終了間際にマルセロが倒されてPKを獲得すると、

これをカリム・ベンゼマが沈めて同点に追いついた。

ベンゼマにとっては公式戦7試合ぶりのゴールだった。

 後半は互いに決定機を生かせずに試合は進んだが、

同37分に元レアルのテージョが古巣から決勝点を奪った。

レアルは直近の公式戦4試合で3敗目。

 レアルの主将セルヒオラモス

「結果は公平なものであり、

われわれは自分たちを厳しく見なければならない。

まったくいいプレーではなかった。

まだ勝ち点を取れる機会はたくさん残っているが、

王者になりたければ

今日のようにチャンスを無駄にすることは許されない」

と結果を受け入れていた。

 この結果、レアルは勝ち点56のままとなり、

前日に勝利を収めて同58に伸ばしていたバルセロナに

首位の座を明け渡した。