7日、阪神競馬場で行われた

第27回チューリップ賞(3歳・牝・GII・芝1600m)は、

好位でレースを進めた田辺裕信騎手騎乗の4番人気

マルターズディオサ(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)が、

内を突いて脚を伸ばした

2番人気クラヴァシュドール(牝3、栗東・中内田充正厩舎)との

ゴールまで続いた追い比べを制し、

これにハナ差をつけ優勝した。

勝ちタイムは1分33秒3(良)。(netkeiba)

 さらに1.1/4馬身差の3着に

1番人気レシステンシア(牝3、栗東・松下武士厩舎)が入った。

なお、3番人気ウーマンズハート(牝3、栗東・西浦勝一厩舎)は

6着に終わった。

 勝ったマルターズディオサは、

父キズナ、母トップオブドーラ、その父Grand Slamという血統。

前走の阪神JFは5馬身差の2着に敗れたが、今回は逆転し

重賞初制覇を飾った。

 本レースで3着以内に入った

マルターズディオサ、クラヴァシュドール、レシステンシアは、

4月12日に阪神競馬場で行われる

桜花賞の優先出走権を獲得した。