◇6日◇女子ショートプログラム(SP)

◇エストニア・タリン

 ジュニアグランプリ(GP)ファイナル優勝の

カミラ・ワリエワ(13=ロシア)が、

ジュニアのSP世界最高得点を記録した。

74・92点をマークして首位発進。

シニアを含めても13番目の得点となった。

(日刊スポーツ)

 またもエテリ・トゥトベリゼ・コーチの門下生が

大舞台に足跡を残した。

18年平昌五輪金メダルのザギトワ、

今季シニア1年目で快進撃を続けるコストルナヤ、

シェルバコワ、トルソワらと同門。

ワリエワは冒頭で3回転ループを決めると、

ダブルアクセル(2回転半)に成功。

演技後半のルッツ-トーループの連続3回転は

両手を挙げながら、質にこだわる姿勢を見せた。

 3つのスピンとステップは全て最高のレベル4。

しっとりとした曲調の演目を全身で表現し、

演技構成点も5項目中4項目で

10点満点中の8点台を記録した。

 22年北京五輪は年齢制限をクリアし、

15歳で迎えることになる。

4回転トーループも習得済みの新星は、

勢いをつけて7日のフリーに向かう。