■パドレス 3-0 マリナーズ(オープン戦・日本時間6日・ピオリア)

 マリナーズの菊池雄星投手は5日(日本時間6日)、

アリゾナ州ピオリアで行われたパドレス戦に先発。

最速154キロの直球にカーブなどを交え、

3回無安打2四球5奪三振無失点と快投を演じた。

スコット・サービス監督は「別人のようだ」と、

この投球を絶賛している。

MLB公式サイトが伝えている。(フルカウント)

【動画】3回5K鮮やか奪三振ショー! パドレス戦で無失点投球を見せたマリナーズ菊池雄星投手の実際の投球映像

 MLB公式サイトの記事は、菊池について

「今春マリナーズの主な疑問の1つは、

2年目のユウセイ・キクチの成長に関してである。

この28歳の日本人は

木曜日にパドレスに3-0で敗戦した試合で、

また素晴らしい投球を見せた」と称賛している。

菊池は2月28日(同29日)のダイヤモンドバックス戦で

2回1/3を1失点。

2試合連続での好投を評価している。

 スコット・サービス監督もこの投球を

「春を通して、ユウセイの球速が上がっている。

92~94マイル(約148~151キロ)から始まり、

96マイル(約154キロ)を見るようになった。

今春本当に良い状態だよ。別人のようだ」と称賛した。

 メジャー1年目の昨季は32試合登板で

6勝11敗、防御率5.46と期待に応えられなかった。

しかし、このオフには投球フォームを改造。

カブスのダルビッシュ有投手も

「短期間でここまでテークバックを変えられるって

マジですごい」と注目していたテークバックの大胆変更が

ハマったのか、この日は初回に2四球を出すも無安打投球。

3回には154キロを計測するなど圧巻の出来だった。

今季は“汚名返上”の活躍が期待できそうだ。