奈良競輪の開設69周年記念G3「春日賞争覇戦」

決勝は最終日の1日、

準決勝を勝ち上がった9選手によって争われた。

打鐘(残り1周半)で中団インに切り込んで、

そのまま先行態勢を取った平原康多を追走した

松谷秀幸(37)=神奈川・96期=が、

ゴール寸前で平原をかわして快勝。

今年初優勝で、17年4月の西武園以来、

通算3度目のG3制覇を果たした。(スポーツ報知)

 平原が2着、

最終バックで宮本隼輔後位から切り替えて追いかけた

小倉竜二が3着に入った。

松谷の次回出走予定は、16日からのF1大垣。

 松谷「いつも通りの平原君のレースで、と話していたので、

まさか先行してくれるとは思っていなかった。

競輪祭の時も先行してくれて、きょうも先行してくれたので、

平原君とは相性がいい。

外から行けないと判断して、内から行ったと思うが、

さすがだと思ったし、勉強になった。

見習うものしかなかった。

平原君が長い距離を行ってくれたので、

ワンツーを決められて良かった」