NBAは29日に各地で8試合を行い、

西地区全体8位のグリズリーズは地元メンフィスで

同1位のレイカーズを105―88(前半58―46)で撃破して

29勝31敗。

チームの連敗を5でくい止めた。(スポニチアネックス)

 ドラフト全体2番目に指名された

新人ガードのジャー・モラント(20)は

4本の3点シュートなどで27得点を稼ぎ、

自己最多に並ぶ14アシストも記録。

センターのヨナス・バランチューナス(27)は

22得点と20リバウンドを稼ぎ、

このカードは今季4戦目で初白星を挙げた。

 ベンチ入りした渡辺雄太(25)は今季12試合目の出場。

(1)第1Q終盤から第2Q序盤、(2)第3Q終盤から第4Q序盤、

さらに(3)第4Q残り1分45秒から3度コートに登場し、

計13分のプレータイムで

3得点、2リバウンド、1スティールを記録した。

 渡辺の最初の得点は第2Qの2分7秒。

ジョシュ・ジャクソン(23)が外したシュートを

右手ですくうようにティップして

オフェンス・リバウンドからの得点をマークした。

第3Q残り1分45秒にはペイント内でフローターを放った際に

反則によるフリースローを得て2本目を成功。

しかしこの52秒後に速攻から試みたダンクは

リングに嫌われて自身の得点にはつながらなかった。

 レイカーズの連勝は7で止まって45勝13敗。

レブロン・ジェームズ(35)は19得点、10アシスト、

アンソニー・デービス(26)は15得点と9リバウンドにとどまり、

ロードでは今季30戦で6敗目を喫した。

 西地区全体4位のロケッツは

敵地ボストンで東地区全体3位のセルティクスを

延長の末に111―110(前半45―56、延長7―6)で振り切って

39勝20敗。

ラッセル・ウエストブルック(31)が41得点をたたき出して

6連勝を飾った。

 敗れたセルティクスは41勝18敗。

3点差を追っていた第4Q残り5秒で

ジェイソン・テータム(21)がフリースローの1本目を失敗し、

2本目を故意に外したあとに

ボールを正面でキープしたジェイレン・ブラウン(23)が

起死回生の同点の3点シュートを成功させたが、

このカードでは5連敗となった。

 1日にサンフランシスコでウィザーズと対戦するウォリアーズは

敵地フェニックスでサンズを退けて連敗を8で阻止。

ウィザーズ戦では

左手の骨折で長期にわたって離脱していた

ステフィン・カリー(31)が復帰することになっている。

 <29日の結果>

*グリズリーズ(29勝31敗)105―88レイカーズ(45勝13敗)

*スパーズ(25勝33敗)114―113マジック(27勝33敗)

*ニックス(18勝42敗)125―115ブルズ(20勝40敗)

*ホークス(19勝43敗)129―117トレイルブレイザーズ(26勝35敗)

*ヒート(38勝22敗)116―113ネッツ(26勝33敗)

ペイサーズ(36勝24敗)113―104*キャバリアーズ(17勝43敗)

ロケッツ(39勝20敗)111―110(延長)*セルティクス(41勝18敗)

ウォリアーズ(13勝47敗)115―99*サンズ(24勝37敗)

 *はホームチーム