全日本柔道連盟は27日、東京都内で強化委員会を開き、

東京五輪代表に

男子73キロ級で

2016年リオデジャネイロ五輪金メダルの大野将平(旭化成)、

女子52キロ級で世界選手権連覇の阿部詩(日体大)ら

12人を選出した。

昨年11月に決定した

女子78キロ超級の素根輝(環太平洋大)を含め、

男女計14階級中13階級の代表が決まった。(時事通信)

 男子は大野の他に

100キロ超級でリオ五輪銀の原沢久喜(百五銀行)ら

計4人が2大会連続の代表。

全階級が確定した女子では、

63キロ級の田代未来(コマツ)がリオ大会に出場しただけで、

6人が五輪初出場となる。

 強化委では、各階級の代表争いで2番手を引き離し、

出席委員の3分の2以上の賛成を得た選手を代表に決めた。

男子66キロ級は

現世界王者の丸山城志郎(ミキハウス)と

18年まで世界選手権連覇の阿部一二三(日体大)が、

ともに初の五輪切符を懸けて競り合っており、

最終選考会となる4月の全日本選抜体重別選手権に

決定が持ち越された。