12月29日の大井10Rで行われた

第65回東京大賞典(GI、3歳以上オープン、定量、

ダート・右2000メートル、13頭立て、1着賞金=8000万円)は、

M.デムーロ騎乗で2番人気に支持されたオメガパフューム(牡4歳、栗東・安田翔伍厩舎)が

道中は中団で脚を溜めると、勝負どころの3、4コーナーから一気に進出。

最後の直線で豪快に抜け出し、昨年に続く連覇を達成した。タイムは2分04秒9(稍重)。

(サンケイスポーツ)

 1馬身差の2着には中団から内を突いて伸びたノンコノユメ(5番人気)、

さらに2馬身差の3着には大外から追い込んだモジアナフレイバー(4番人気)が入線。

1番人気に支持されたゴールドドリームは3番手を追走するも直線半ばで脚をなくし4着、

3番人気のケイティブレイブは先行するも粘り切れず8着に大敗した。

 ◆M.デムーロ騎手(オメガパフューム 1着)

「アリガトウゴザイマス!とっても嬉しい、最高です。

いつもよりはスタートが良く、道中はゴールドドリームを見ながら行ったけど、

3コーナーで凄い手応えだったので勝てると思いました。

連覇へのプレッシャーもありましたが、勝てて良かったです。

この冬は上手くいっていなかったけど、

多くのお客さんの前で今年最後のGIを勝てて、とっても嬉しいです」

 

 

 東京大賞典を勝ったオメガパフュームは、

父スウェプトオーヴァーボード、母オメガフレグランス、母の父ゴールドアリュールという血統。

北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は原禮子氏。

通算成績は15戦7勝(うち地方5戦3勝)。

重賞は2018年シリウスS・GIII、東京大賞典・交流GI、今年の帝王賞・交流GIに次いで4勝目。

東京大賞典は安田翔伍調教師、M.デムーロ騎手ともに昨年に次いで2勝目。