8日、阪神競馬場で行われた阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・芝1600m)は、

先手を取った北村友一騎手騎乗の4番人気レシステンシア(牝2、栗東・松下武士厩舎)が、

そのまま直線に入って後続を突き放し、

2着の6番人気マルターズディオサ(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。

勝ちタイムは1分32秒7(良、2歳コースレコード)。(netkeiba)

 さらにハナ差の3着に3番人気クラヴァシュドール(牝2、栗東・中内田充正厩舎)が入った。

なお、2番人気ウーマンズハート(牝2、栗東・西浦勝一厩舎)は4着、

1番人気リアアメリア(牝2、栗東・中内田充正厩舎)は6着に終わった。

 勝ったレシステンシアは、

父ダイワメジャー、母マラコスタムブラダ、その父Lizard Islandという血統。

新馬戦、ファンタジーSに続く無傷の3連勝で2歳女王の座に輝いた。

また、本馬を管理する松下武士調教師はこれが初のJRA・GI制覇となった。

  【北村友一騎手のコメント】
 馬に感謝です。強かったです。
 もともと凄くスピードがある馬なので、

ゲートさえ決まればハナに行く可能性はあるなと思っていました。


 ペースは速いなと思っていたんですが、

無理に抑えずに馬がリラックスして走れるようにということだけを心掛けて道中乗っていました。


 4コーナーを回っても余力はありましたし、まだまだスタミナ十分という感じだったので、

脚は最後も使ってくれると思いました。


 (レシステンシアは)スピードが勝ちすぎて敏感過ぎる面があるのでその点が課題ですが、

高いポテンシャルを秘めている馬なのでこれからも楽しみです。