「勝島王冠・S2」(4日、大井)

 開催3日目の11Rで行われ、

1番人気のモジアナフレイバーが連覇を成し遂げた。

道中は中団待機から、

先に抜け出した2番人気のノンコノユメを馬なりで交わして重賞3勝目。

2馬身差でノンコノユメが続き、

7番人気の古豪サウンドトゥルーが3着に追い込んだ。

なお、優勝馬は「第65回東京大賞典・G1」(29日、大井)の優先出走権を獲得した。

(デイリースポーツ)

【写真】勝島王冠を制して拳を突き上げる繁田健

 手綱を取った繁田健は

「人気を背負っていたので、絶対に負けられないと思っていました。本当に強かった。

この馬は乗っていて楽しい」と手放しで褒めたたえた。

福永敏師も「直線に向いても手応えが良かったので、これなら大丈夫だなと。

連覇できてうれしいです」と目を細めた。

 ポテンシャルの高さは折り紙付き。

秋初戦の南部杯でも、JRA勢を相手に見せ場十分の4着と力を示している。

次走については「順調にいけば東京大賞典だと思います」と指揮官。

暮れの大一番でも目が離せない存在になりそうだ。