11月4日の浦和10Rで行われた

第19回JBCクラシック(3歳以上オープン、交流GI、

ダート・左2000メートル、定量、11頭立て

=マインシャッツは競走除外、1着賞金=8000万円)は、

川田将雅騎手騎乗で1番人気に支持された

チュウワウィザード(牡4歳、栗東・大久保龍志厩舎)が

好位追走から直線入口で先頭に立ち、

中団から猛追したオメガパフュームの追撃を凌ぎ切って勝利。

2着に惜敗した帝王賞のリベンジを果たし、初GIタイトルを獲得した。

タイムは2分6秒1(重)。(サンケイスポーツ)

 ハナ差の2着はオメガパフューム(2番人気、JRA所属)、

さらに4馬身差の3着には

好位から懸命に粘ったセンチュリオン(6番人気、浦和所属)が入線した。

 JBCクラシックを勝ったチュウワウィザードは、

父キングカメハメハ、母チュウワブロッサム、母の父デュランダルという血統。

北海道安平町・ノーザンファンームの生産馬で、馬主は中西忍氏。

通算成績は13戦8勝。

重賞は18年名古屋グランプリ(交流GII)、

19年ダイオライト記念(交流GII)、平安S(GIII)に次いで4勝目。

JBCクラシックは騎乗した川田将雅騎手、管理する大久保龍志調教師ともに初制覇。

 ◆川田将雅騎手(1着 チュウワウィザード)

「たくさんコンビを組ませていただき、GIまで辿り着いたことを嬉しく思います。

ハナ差ではありますがしっかり勝ち切ることができたので、本当にいい内容でした。

(ゴール直後は)全然わからなくて、

(オメガパフューム騎乗の)デムーロ騎手が勝った雰囲気でいたので

『負けたのかな』と思っていたんですが、勝っててくれて良かったです」