今年の桜花賞馬

グランアレグリア(牝3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が、

次走に予定していた

マイルCS・G1(11月17日、京都・芝1600メートル)の

出走を見送ることが分かった。

28日、同馬を所有するサンデーサラブレッドクラブが

ホームページで発表した。

 同馬は春のNHKマイルC5着後に放牧を挟み、

秋のスプリンターズSに向けて調整を進めていたが、

1週前追い切りを左前脚の挫石で中止。

当週になっても患部の状態が思わしくなかったため、

出走を見送っていた。

その後はマイルCSを目標に乗り込みを進めてきたが、

クラブ側は

「左前脚の蹄の回復を促すために

2週間ほど完全に運動をお休みしたことが尾を引いており、

動き、息遣いともにいい頃と比較してしまうと

物足りなさは否めません」として、

藤沢和雄調教師と相談の結果、

出走を断念することを決めた。

今後は阪神C・G2(12月21日、阪神・芝1400メートル)を

目指すという。

 また、先週の天皇賞・秋で14着だった

アルアイン(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、

マイルCSに向かう予定。

 

 

 10月26日に行われたオーストラリアG1・コックスプレート

大外をまくって完勝した

リスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)の次走について、

矢作調教師は10月29日、

順調なら有馬記念・G1(12月22日、中山)に向かうことを

あらためて表明した。

 同馬は11月4日に日本に戻り、帰国検疫を受ける。

その後の様子を見て問題がなければ、

有馬記念に向けてゴーサインが出される。

 海外G1初制覇となったレース直後に、

次走に有馬記念を目標にするとコメントしていた矢作調教師は

この日、「レース後も何の問題もありません。

力が違ったという感じでした。

今ならアーモンドアイとやってみたいです。

この後については帰国して様子を見てからですが、

順調なら有馬に出したいです」と栗東トレセンで話した。

騎手は未定となっている。

 

(スポーツ報知)