年末恒例の『第60回日本レコード大賞』(主催:日本作曲家協会)の授賞式が

30日、東京・新国立劇場で行われ、

最優秀新人賞を現役大学生演歌歌手の辰巳ゆうと(20)が受賞した。(オリコン)

【写真】歓喜の最優秀新人賞… 号泣で熱唱する辰巳ゆうと

 大阪出身の辰巳は、祖父の影響で小さい頃から演歌を聴いて育った。

デビュー前は演歌歌手としては珍しくストリートライブで修行を行い、

実力を磨いてきた。

 自分の名前が呼ばれた瞬間、驚きの表情を浮かべた辰巳は、

盾を受け取るとこらえきれずに涙。

「応援してくださる皆さまのおかげで、

この最優秀新人賞をいただけることができました。

本当に応援してくださる皆さま、支えてくださる皆さまに感謝の気持ちを忘れずに、

この賞に恥じない歌い手になれるように、一生懸命がんばってまいります。」

と涙をこらえながら感謝の言葉を述べた。

 祖父への報告について聞かれると

「今も元気なので、帰ったら電話で報告しようと思います」と話し、

カメラ越しにも「おじいちゃん、やったよ」と呼びかけ。

そして、万感の思いでデビュー曲「下町純情」を熱唱した。

 今年の優秀新人賞にはそのほか、

瀬戸内7県を拠点に活動をするSTU48、

沖縄出身の7人組ガールズグループ・Chuning Candy(チューニングキャンディー)、

女性6人組グループ・BiSHが選ばれていた。