シンガー・ソングライターの米津玄師が、

大みそかにNHKで放送される

『第69回NHK紅白歌合戦』(後7:15~11:45 総合ほか)に

白組歌手として初出場し、徳島県からの生中継で

テレビ初歌唱を行うことが決定した。

歌うのは、今年、ドラマの主題歌になり、大ヒットした「Lemon」。

紅白歌合戦において徳島県からの生中継は史上初となる。(オリコン)

【ライブ写真】「チケットを買って来るはずだった」米津玄師がゲスト出演

 今年、動画や配信などインターネットを中心に絶大な人気を誇った米津。

出演する予定はなかったが、NHK側からの粘り強い交渉で

「米津玄師の出身地である徳島からの生中継」という提案があり、

急きょ出演が決定した。

これまでテレビのインタビュー・VTR出演などはあったが、

テレビでの歌唱および生出演は初となる。

■レコード会社による出演までの経緯

 今回、歌唱予定楽曲である「Lemon」は、

TBSドラマ『アンナチュラル』の主題歌であり、

“ドラマのための楽曲”として、昨年12月に制作を進めておりました。


 ドラマ側の希望で「亡くなった人を想う曲」として制作をしている最中、

米津の祖父が他界しました。



 結果として「あなたが居なくなって悲しい」という気持ちを吐露するような楽曲になり

ドラマ側にも受け入れていただいたことで、多くの方に聴いてもらえる曲に育ちました。

祖父の他界から1年後となるこの12月の大みそかに、

自身の故郷、そして、祖父の生きていた土地・徳島で、

この曲を歌う事の意味を感じることが出来たため、

この度のオファーを受けさせていただくという結論に達しました。



■米津玄師のプロフィール
 2009年より、“ハチ”名義で動画サイトへVOCALOIDでオリジナル曲を投稿しはじめ、

日本だけでなく世界からも注目される。

2012年には、本名の “米津玄師” 名義で、自身がボーカルをとったアルバムをリリース。

全曲、作詞・作曲・アレンジ・プログラミング・歌唱・演奏・ミックスを

自身で手掛けているのに加え、動画・アートワークも独りで制作し、話題を呼んだ。

 今年1月、TBS系ドラマ『アンナチュラル』の主題歌として発表した「Lemon」では、

ドラマアカデミー「最優秀ドラマソング賞」受賞。

日本レコード協会「史上最速」100万DL認定を受けた。

 8月、NHK2020応援ソングとして、

小学生によるユニット・Foorinが歌う「パプリカ」をプロデュース。

10月、シングル「Flamingo / TEENAGE RIOT」をリリース。